ODA(政府開発援助)
第357回ODA出前講座 開催報告
愛知県立一宮西高等学校
平成29年6月26日
2017年6月2日(金曜日),国際協力局国別開発協力第三課の水谷俊彦事務官を講師として派遣しました。今回の出前講座では,同校の1年生約360名を対象に「日本の開発協力について」というテーマで講義を行いました。
講義概要:日本の開発協力について


参加者からの感想(抜粋)
- 自分たちにできることは少ないけれど,国際協力について理解することや,日本と世界について考えることが,目には見えないけれど大切なことなのだと思った。
- 日本が2020年のオリンピックに選ばれたのも,外務省の方々などが世界中に日本が頑張っていることや魅力を伝えているからこそ,色々な国から認められているからだと思った。少しでも日本の力になれるように,今,たくさん勉強して未来の日本を支えていきたい。
- 日本は暮らしやすい国だ,安全な国だとよく言われるが,本当にそうなのだと思える講座だった。日本がここまで発展してこられたのは,他国の協力があってのことだと思うと,これから日本も同じように,いや,それ以上に今困っている国に援助していけるといいなと思った。私たちにもやれることがあるはずなので,小さなことでも協力していきたい。
- ODAとは発展途上国に対して何を支援しているのか知らなかったが,この講座を受けて,学校を建ててあげたり,日本の様々な技術を教えていることを知った。日本も東日本大震災の時に助けてもらったので,世界で助け合えるように,私たちも少しずつ貢献したい。
- あまり深くは学んでこなかったODAについて知ることができた。例えば,“橋を建てる”ことだけが開発援助なのだと考えていたけれど,そこからさらにその地域が活発になる,そのことまで含めての「開発」なのだということに気づけたりして,勉強になった。
- 日本が途上国と先進国の両方を経験したからこそ,過去の日本を応援するつもりで今の途上国を応援する。途上国との仲が深まるうえに,その途上国がやがて先進国(になれるかどうかは分からないが)になった時に,また途上国を応援する。いいサイクルだと思う。
- 英語の勉強法がためになった。