ODA(政府開発援助)
第353回ODA出前講座 開催報告
茨城県立日立第一高等学校
平成29年3月7日
2017年2月6日(月曜日),中南米局南米課の木下事務官を講師として派遣しました。今回の出前講座では,同校の全日制普通科1年次約240名を対象に「日本の国際協力の現場から」というテーマで講義を行いました。
講義概要:日本の国際協力の現場から



参加者からの感想(抜粋)
- 国際協力という言葉だけは授業やテレビで聞いたことがあったが,今日の講座で知ることができて良かった。身近な協力にも関わっていて,世界全体が苦しい思いをせずに生活ができるように整えていくことが大事だと思った。
- ODAが実際におこなわれていることがわかって,途上国の厳しい状況なども知れてよかった。自分たちは恵まれた環境にいるのだと思った。これからODAについて調べてみたいと思った。
- 災害のときの復興や経済面の協力など,他の国と協力することはメリットがたくさんあると思うので,自分もできる範囲で協力していきたいと思った。
- 日本は本当にお金持ちの国だと思ったとともに,途上国の今の現状を知り,援助が必要だと感じた。日本が開発途上国にたくさん援助することが,世界が平和になるための一つの方法なのだと思った。
- 自分の生活の中で当たり前と思ってきたことも,当たり前ではないのだと再確認することができた。日本がおこなってきた国際協力により生活が良くなった人たちが,日本が災害にあった時に真っ先に支援してくれるなど,日本と他国との繋がりが強くなっていることがわかった。
- 日本は援助「される側」から「する側」になり,世界に貢献していて,自分も世界に貢献し,援助「する側」になりたいと思った。
- 支援は,一時的なものではなく,長期的にしていくことが大切であるとわかった。震災のときに日本が支援していた国が日本にツナ缶を送って支援したという話から,お互いに協力していくことの大切さを知った。
- 途上国に対する支援や,日本が国際協力をすることによって得られるメリットなどについて,具体的に知ることができた。
- 開発途上国の国々では,私達の当たり前が当たり前でないことや,開発途上の国々は何を必要としているのか,を講義の中で知ることができてよかった。