ODA(政府開発援助)
第342回ODA出前講座 開催報告
埼玉県立坂戸高等学校
平成28年12月1日
2016年11月4日(金曜日),国際協力局開発協力総括課の須藤事務官を講師として派遣しました。今回の出前講座では,同高校外国語学科の生徒41名を対象に「日本の国際協力とODA」というテーマで講義を行いました。
講義概要:日本の国際協力とODA


参加者からの感想(抜粋)
- 「支援」と聞くと,お金や物をあげるイメージが強かったが,それだけでなく,日本の技術も伝えていることを知った。また,デリーメトロなどで「整列乗車」など,日本独自の習慣や文化を輸出している話がとても印象に残った。
- 資金を提供するだけでなく,教育や技術を支援していることを初めて知った。たくさんの国同士で支え合っていることを理解することが大切だと思った。
- ODAとは何か,どうして途上国を支援しているのか今までわからなかったが,講義を受けて,知らなかったことがたくさん知れた。ODAで援助してきた国が東日本大震災の時に恩返しをしてくれたことを知って,心が温かくなった。
- 日本はあまりODAを実施していないと思っていたが,開発途上国に対して様々な援助・協力をしていることを知り,自分達にもなにかできることがないか考えるきっかけとなった。日本は他国の役に立っていると知り,少し嬉しくなった。まだまだ世界各地には支援を求める国や地域がたくさんあるので,これからも開発協力を続けていけたら良いと思う。
- 鉄道や橋などを輸出するだけではなく,一列に並んで地下鉄を待つなど,日本の文化を輸出していると聞いていいなと思った。カンボジアの「きずな橋」など,日本への感謝の意味を込めて,日本語の名前が付けられた案件があると聞いて嬉しく思った。
- 日本がこれほどたくさんの国を支援していることにとても驚いた。また,先進国と呼ばれる国が想像以上に少ないことを知った。日本の援助の方法や,その具体的な内容や成果を知ることができた。