ODA(政府開発援助)
第340回ODA出前講座 開催報告
静岡県伊東市立対島中学校
平成28年11月25日
2016年10月26日(水曜日),国際協力局開発協力企画室の早川事務官を講師として派遣しました。今回の出前講座では,同中学校3年生108名を対象に「外交官の仕事と国際協力」というテーマで講義を行いました。
講義概要:外交官の仕事と国際協力


参加者からの感想(抜粋)
- 日本と世界の関係がよくわかった。日本は開発途上国にたくさん支援をしていて,お金だけで解決せずに,技術を教えたりしていることがわかった。世界の75%が途上国で先進国は25%しかないことに驚いた。生まれた環境だけで人生が決まってしまう人がいる中で,日本に生まれたことは恵まれていることだと思った。
- 講演を聞いて,日本が「世界によい影響を与えている国」や「最も信頼できる国」などのランキングで1位になるなど,世界で良い評価を受けていることを知り,日本ってすごいと思った。
- 国際協力に係わっている人たちのことや,日本がどのように支援しているかを知らなかったため,とても勉強になった。日本の技術が今世界のどこかで役に立っていて,日本人が世界のために活躍していることを知り,日本には誇るべきものがあると思った。
- (日本が実施する途上国への支援を)川にいる少年に例えた話がわかりやすかった。一匹の魚をあげるのではなく,釣り竿をあげた方がその少年のためになると聞いて,なるほど!と思った。
- 海外では貧困や衛生面などで苦労している人がたくさんいることを聞き,改めて自分は恵まれている環境で生まれ育ったのだと実感した。自分たちにできる国際協力はたくさんあるので,何ができるかしっかり考えて,海外の人達と良い関係を築けるようにしたいと思った。
- 今まで知らなかったODAについて深く理解できた。自分達にとっては当たり前のことができない国や,1日1.9ドル以下で生活をしている人々がいることを知った。そして,そのような国に協力するODAや日本の人々の中に自分も加わりたいと思った。
- 日本の有名な企業も国際協力をしていることを初めて聞いて,驚いた。世界ではたくさんの人が困っているから,少しでも役立ちたいと思った。