ODA(政府開発援助)

平成28年8月23日

 2016年7月11日(月曜日),欧州局中・東欧課の小野寺外務事務官を講師として派遣しました。今回の出前講座では,同大学国際文化交流学部の学生60名を対象に「ODAの歴史と現状 中・東欧地域の事例を交えて」というテーマで講義を行いました。

講義概要:ODAの歴史と現状 中・東欧地域の事例を交えて

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参加者からの感想(抜粋)

  • ODAの活動とは,貧しい国に資金や技術を提供するといった一方的なものばかりだと思っていたが,双方の国にとって利益になるための活動でもあることを知ることができた。日本ならではの取り組みを行うことで,援助国の人々にも日本の良さを知ってもらえたら嬉しいと感じた。
  • 今回,中・東欧地域においてのODAの歴史と現状を知り,多くの知識を得ることでき,世界の見方がまた一つ増えた。政府が資金を援助するだけでなく,民間単位での援助をすることで,環境的にも精神的にも人の役に立っているのではないかと思った。
  • ODAと聞くと,アジアやアフリカなどの地域を思い浮かべていたが,ヨーロッパの中・東欧地域への支援も行っていることを知り,ODAに対する見方が変わった。日本の支援はきめ細かいことも分かり,支援を受ける国にとっても良いことだと思った。
  • 国のお金,ひいては我々のお金がどういった形で,途上国の支援になっているのかが分かり,身近に感じることができた。途上国が存在する限り,先進国は支援を行うべきで,その必要性も次の世代に強く訴えていくことが重要だと思った。
  • ODAについて知らないことがたくさんあったが,今回の講座で知ることできて良かった。東日本が被災した時には他の国が支援してくれ,日本も他の国に助けられていると感じた。それぞれの国が得意としている分野で,お互いに支援し助け合っていて,ODAの良さを知ることができた。ODAに対しては難しいイメージがあり,自分で調べることを避けていたが,小野寺さんのお話がとても分かりやすくて,ODAが何のためにあるのか,対象国,事例についてなどを知ることができて,とても勉強になった。
  • 中・東欧でのODAの事例を見て,日本の技術がその国で喜ばれ,さらに日本も援助をしてもらっていることを知り,国際協力は国際交流と対になるものだと思った。中・東欧では,アジア,アフリカとはまた違ったプロジェクトが行われていて,それが成功していること知り,地域に応じた援助の大切さが改めて分かった。
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