ODA(政府開発援助)

平成27年7月31日

 2015年6月23日(火曜日),東京農業大学に国際協力局地球規模課題総括課の島村和亨課長補佐を講師として派遣しました。今回の出前講座では,同校の国際農業開発学科の2年生69名を対象に「農業分野における我が国ODA」というテーマで講義を行いました。

講義概要:農業分野における我が国ODA

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参加者からの感想(抜粋)

  • 日本のODAが世界4位であることや,その他ODAの対GNI比の目標を達成させなければならないことを知り,日本はまだまだやらねばならないことがたくさんあると思った。日本が先進国として,途上国に出来ることはたくさんあるが,それをどのような形で行動を起こすかが大切なことだと思った。ミレニアム開発目標を達成できるように,日本も協力していけるといいと思う。
  • 日本がODAで強化したい分野の中に「ジェンダー平等」や「女性の能力向上」があると知って,具体的にどんな取り組みがあるのか知りたくなり興味がわきました。なぜかというと,私が農業実習に行ったとき,裏方で出荷物製作など重要な作業を担っているのは女性の場合が多いからです。途上国の女性も男性の陰に隠れず,男女同じように重要な役割をもって農業ができたらいいなと思います。
  • 途上国の貧困削減や経済成長を支援することと同時に,日本の経済成長にも貢献するということで,外国のためにやるだけでなく,自分たちの国のためにもやるという考え方がうまれました。
  • 「ODA見える化サイト」を初めて知りました。今度見てみようと思います。やはり,国民の税金を使っているので,きちんと分かるようにしなければならないんだな,と改めて思いました。
  • 私は将来アフリカに貢献できるような仕事がしたいと思いこの学科に入りました。その夢に自己の利益の追求は特にありません。とは言っても,利益がなければ生活することができず,それは国の援助でも同じだと今日すごく感じました。長い目で見た時に,アフリカへの貢献のために自分が何をすべきなのか,あらためて考えるきっかけになったと思います。
  • 中国の肉食化や,ポスト2015開発アジェンダ,G8(G7)など,現在進行形の話題が聞けて興味深かった。また活動の認知を広める事の難しさや,アフリカ諸国間の文化・制度の大きな違いなど,現場で働いている人ならではの話も聞けてとても良かった。
  • こちらから一方的に支援をしているのだと思っていたけど,日本が大変な時に助けてくれる国があるように,国同士を繋げる働きもあるのだと知った。
  • 日本政府における国際協力がどのようになっているのか分からない部分が多くあったので,今回のお話を聞くことによって,日本政府が資金提供をして国際協力のためにどう役だっているのか,私たちの税金が使われていることが分かってよかったです。
  • 私みたいな人でも,貧民の助けになることができる,又,手を貸して共に発展に協力することができる,そう思うと嬉しいです。ODAには様々な取り組みがあり,一つ一つちゃんとしているなと感じました。日本が,信頼されている国の一つであることを知って,嬉しくなりました。
  • 私も,ポスト2015年開発アジェンダという言葉を聞いたことがなかったのですが,もし,もっとテレビや新聞などでとりあげられることができ,名前だけでも広めることができたら,関心をもち調べてくれる人も増えるのではないかと思いました。
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