ODA(政府開発援助)

平成27年7月6日

 2015年6月3日(水曜日),筑波大学附属坂戸高等学校に国際協力局国別開発協力第一課の塚本剛志事務官を講師として派遣しました。今回の出前講座では,同校の1年生と保護者,教員,教育実習生等,208名を対象に「外務省の業務と国際協力」というテーマで講義を行いました。

講義概要:外務省の業務と国際協力

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参加者からの感想(抜粋)

  • 今回外務省の方の話を聞いて,外務省について興味を持ちました。日本が世界からどういう風に見られ,どんな影響を与えているのかがよく分かりました。日本人ということに自信を持って良いと改めて思えました。
  • 「外務省」というと国の重要機関とか固いイメージがありましたが,本当はそうではなく,どちらかというとコミュニケーション能力を求められるオールマイティな省庁なんだなと思いました。国際協力や条約を結ぶ活動も大変ですが,世界に目を向けて地球規模の視野で考えて問題を解決していくところも大切だと思いました。「英語はツール」「いつかあなたの武器になる」という言葉を聞いて,英語だけでは外国の人々と上手に話せないことに気づきました。自分のやりたいことをやるために,今のうちから勉強したいと思います。
  • 普段の生活ではあまり関わりが無いと思っていた外務省の仕事やODAの内容について知ることができた。青年海外協力隊の活動もODAの一部であることに驚いた。日本の国際協力における立場は,お金は出しても人は出さないイメージがありました。国民一人当たりの負担額が一番多い国の10分の1しかないことに大変驚きました。また,最近まで第二次世界大戦後の復興のための資金を返済していたことにも驚きました。
  • ODAという言葉は中学の時から,社会の授業などで聞いていましたが,ここまで詳しく知ることができたのは今回が初めてだったので,とても勉強になりました。それと同時に考えさせられる講義でもありました。「今,自分にできること」を。消費税など知らず知らず協力できていることはもちろん,直接出向いて,もっと触れ合ってみたい,日本の良さを知ってもらいたい,協力したいなぁと思うことができました。講演を聞いたことによって,SGH生としての意識がとても高められたと思います。
  • 日本にいると分からない水の大切さや便利さ,平和というものが私たちはどんなに恵まれているかを改めて感じました。毎日自分のことでいっぱいの私ですが,今日からは世界の人のことも振り返ることができる気がします。
  • 東日本大震災の時に,約69万個のツナ缶を寄付してくださった国もあり,世界との助け合いや繋がりを感じることができた。普段,何気なく過ごしてきた日々の中にも他国からの援助が関わっていた事実を知った。同時にこの事実を一人でも多くの日本人に知ってほしいと思った。今,私たちが他国のためにできること,それは「色々なことに関心を持つ」ということ。このことを胸に,私たちは世界のこれからを作っていきたいと思った。
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