ODA(政府開発援助)

Enhancement of Sanitation and Maintenance of Hygienic Environment in Girls' Schools and Schools in Afghan Refugee Villages in Haripur District, Khyber Pakhtunkhwa Province (Phase 3)
令和6年1月9日
壁面用に「衛生テーマ」のタイルを作成

プロジェクトの概要

国名:
パキスタン
事業期間:
2018年8月1日~2019年9月30日
分野:
教育・人づくり
実施団体:

 パキスタン・イスラム共和国ハイバル・パフトウンハー州ハリプール郡の公立女子小学校および、アフガン難民居住地内の小学校において、衛生施設の建設や、衛生啓発活動を行う。同国は南アジア地域の中で就学率が際立って低く同郡においても、パキスタン人児童の就学率は8割程度、またアフガニスタン難民居住地においては、5~6割とみられる。当会が過去に同地域で実施した調査および事業実施経験から、児童の就学率の低さには、学校の劣悪な衛生施設や児童の不健康が関係していることが分かっている。そのため、本事業では、対象とする計14校において、井戸やトイレ、浄化槽、手洗い場、水タンク、浄水器などの基本的な衛生設備を整備し、教師や保護者に対して、衛生環境を清潔に保つことの重要性や、衛生教育の方法などについての研修を実施する。併せて、整備した衛生設備が将来にわたって適切に使用されるよう、その管理方法および計画策定について指導する。

プロジェクトの進捗

事業の開始前

衛生環境の改善が必要な学校トイレ
新たに井戸を掘削し、飲み水を供給

事業の完了時(第3年次)

完成したバリアフリー化されたトイレ
衛生啓発発表会で、手洗いの手順を披露
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