ODA（政府開発援助）

インド、ビハール州ブッダガヤ農村開発事業（第2年次）

（Farming Village Development Program in Bodhgaya, Bihar State (The Second Year)）

令和7年5月28日

女性のマーケティング技術実地研修

プロジェクトの概要

国名：

インド

事業期間：

2021年3月11日～2022年5月31日

分野：

教育・人づくり

実施団体：

公益社団法人　日本国際民間協力会

事業地地図（PDF）

　インドの貧富格差の是正を念頭に、総合的農村コミュニティ開発を目指す。事業地全体の公正な農民の生計向上を中長期的優先課題とし、その一手段として高品質・高付加価値の換金有機作物の栽培設備を新たに導入し、ジェンダーにも配慮した人材育成を通して、有機農業振興への普及基盤体制の整備強化を図る。
　実施団体は2019年3月よりブッダガヤ市バカロール町（全7村）バタスプール村にて、本事業の1年目（第0年次、とする）の活動を開始した。同村は、1　インド内でも貧しいビハール州の典型的な農村であり、2　農業技術の研修施設もなく、3　女性識字率は低く、成人教育を受ける機会は存在しない。
　本事業は3年計画であり、本申請上の第1年次は実質2年目、第2年次は実質3年目の事業となる。
　第0年次事業では、バタスプール村にて、1　ビニールハウスの建設、2　有機農業技術に係る実地研修、3　マーケティング実地研修、4　識字学級を行った。
　第1年次事業では、1　次の3村（B、C、D：地図参照）でビニールハウスの建設、2　有機農業技術に係る実地研修、3　マーケティング実地研修、4　全7村での識字学級を実施中である。
　そして、本事業（第2年次事業）では、1　ビニールハウス未建設の残り3村（E、F、G：地図参照）でビニールハウスの建設、2　有機農業技術に係る実地研修、3　マーケティング実地研修、4　全7村それぞれにおける女性グループの設立を目指す。