ODA(政府開発援助)
ビハール州における村落開発事業(第3期)
(Rural Development Project in Bihar (Phase 3))
平成29年9月12日

国名 | インド | |
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事業期間 | 2015年3月10日~2016年3月9日 | |
分野 | 教育・人づくり | |
実施団体 |
プロジェクトの概要
ビハール州はインドの中でも貧困層が多く居住する地域であり,申請団体の調査によると,首都デリーの住民一人当たりの年間平均所得が,約201,000ルピー(約366,000)であるのに対して,ビハール州の住民一人当たりの年間平均所得は,約28,000ルピー(約51,500円)と大きな格差が確認される,インド国内でも最も開発の遅れた地域の一つである。また,事業地であるマデープラ郡は,同州の北東部に位置するが,コシ川の氾濫で,昔から洪水,旱魃,飢饉が多く発生する地域として,負の歴史を背負ってきた。今次事業は,平成23年度及び25年度に続く,最終年の第3期目にあたり,同郡の10か村を対象に,現地政府,村落開発委員会,及び農民や女性の活動グループ等と連携しながら,上位カースト及び下位カーストが共に利用できるコミュニティセンターを建設し,同センターを地域連携の促進の場として,様々な地域問題について協議をするコミュニティセミナーの開催,並びに住民の生計向上及び生活環境の改善を目指した各種研修を実施する。
プロジェクトの進捗
その他特記事項
なし