ODA(政府開発援助)

Project on Livelihood Improvement for the Poor Rural Producers through Sixth Sector Industrialization around the Sundarbans in Bangladesh (Phase 1)
令和7年6月19日
商品開発の様子

プロジェクトの概要

国名:
バングラデシュ
事業期間:
2020年2月3日~2021年2月2日
分野:
農林業
実施団体:

 本事業は、クルナ市から南方向65キロメートルのところに位置するクルナ管区、クルナ県、ダコップ郡、バニシャンタ行政村を対象地域としている。本地域は、ユネスコの世界自然遺産とラムサール条約湿地サイトに登録されているシュンドルボン(The Sundarbans)と対岸を接する場所に位置している。本事業の直接裨益者は、計265世帯の農村生産者である。

  1. 漁師110世帯(110人:男性50人、女性50人、青少年10人)
  2. 農業・畜産農家80世帯(80人:男性40人、女性40人)
  3. 非木材林産物生産農家40世帯(40人:男性15人、女性25人)
  4. エコ・グリーンツーリズム実施35世帯(35人:男性10人、女性10人、青少年15人)
  5. 小学校11校(教師34人、生徒1,583人、保護者3,166人)

(注)間接裨益人口:バニシャンタ行政村(Banishanta Union)周辺で第一次産業に従事する生産者、約3,795世帯(16,124人)
 本事業の目的は、零細農村生産者を対象とし、行政、企業、大学、学校、NGOといった関係者とのパートナーシップの構築・連携と地域の自然資源を適切に利用することで、農畜林水産部門の6次産業化による付加価値のある商品、加工技術の開発、マーケティングの開拓やエコ・グリーンツーリズム等のサービスを提供し、農村生産者の主体的かつ持続的な生計向上を図ることである。本事業期間(第1期)では、農畜林水産業の6次産業化へ向けた基盤整備、組織化、能力開発や、商品(案)、加工技術の開発やローカル市場での販売、エコ・グリーンツーリズムの施設整備・実施等を通じて、対象とする農村生産者が6次産業を進めるためのプラットフォームの構築を図ることを目指す。

プロジェクトの進捗

事業の開始前

組合事務所等の建設開始時
外務省スタッフとの準備会議

事業の完了時(第1年次)

農業生産者協同組合の結成
環境保全型の野菜栽培
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