ODA(政府開発援助)
ジナイダ県の地下水灌漑に依存しない持続的農業推進事業 砒素汚染問題の根本的な解決を目指して(第3年次)
(Project on Promotion of Sustainable Agriculture Practice (SAP) with less irrigation water in Jhenaidah district -Aim for the fundamental solution of arsenic pollution (Phase3))
令和7年9月12日

プロジェクトの概要
- 国名:
- バングラデシュ
- 事業期間:
- 2019年8月22日~2020年9月30日
- 分野:
- 農林業
- 実施団体:
バングラデシュは1980年以降進められた農業の近代化により米の増産に成功したが、過剰な地下水灌漑による地下水位の低下や、灌漑を通じた土壌や作物への砒素汚染などの環境問題を引き起こしてきた。本事業はバングラデシュに伝統的に伝わる作付けパターンに倣い、稲作は雨季に力を入れ、乾季には豆類、野菜、サトウキビ、菜種など多様な作付けを行うことを推進する。具体的には、農民グループの形成、リーダーの養成、多様な高品質の種の入手、土壌改良のためのミミズ養殖の導入、適地適作の実施に向けた助言、節水技術の紹介、農家が活用できる官民サービスとの関係性づくり等を現場で支援する。同時に、持続的農業の実践が環境に与える影響についての検証や、成果の発信にも注力する。
本事業はアジア砒素ネットワークが主たる実施団体となり、パートナーシップを促す一般社団法人シェア・ザ・プラネットを仲介に、ローカルNGOのAID Foundationを現地提携団体として、3者のパートナーシップにて実施する。
プロジェクトの進捗
事業の開始前


事業の完了時(第3年次)

