ODA（政府開発援助）
パラオ共和国海域における不発弾（ERW）処理事業（第3年次）
（Explosive Remnants of War (ERW) Disposal in the sea of the Republic of Palau (Phase 3)）
令和3年10月14日
プロジェクトの概要
- 国名：
- パラオ共和国
- 事業期間：
- 2018年3月3日～2019年3月2日
- 分野：
- 地雷・不発弾
- 実施団体：
パラオでは、第2次世界大戦中の不発弾・遺棄弾が国内約200の島々の陸地と周辺海域に依然多数残存している。同国政府による主体的なERW処理の取り組みを行ってきたが、依然として一元的に管理されたERW関係データが未整備や適切に処理をする知識や業務経験者が少ない、専門的な外国NGO等に頼っている等の根本的な問題を抱えている。同国政府の要望を受け、ERW処理の技術指導・訓練を行う。
第2年次までに海域探査及び沈船探査を行い、同国政府に報告したり、機関砲弾や機関銃弾を安全な場所に移動させてりしてきた。第3年次は、海域探査及びERWに関する助言並びに処理、水際及び近傍陸上のERW調査・識別、ヘルメットレック（旧日本軍の輸送艦の俗称）のモニタリング、油漏洩の監視及び応急処置、技術移転を行う。