ODA(政府開発援助)
農家の生計向上を目指す高品質イチゴの観光農園の普及事業(第2年次)
(Commercialization of Japanese Quality Strawberry and Promotion of Agri-Tourism in Highland (Phase 2))
令和7年5月28日

プロジェクトの概要
- 国名:
- フィリピン
- 事業期間:
- 2021年3月31日~2022年3月30日
- 分野:
- 農林業
- 実施団体:
フィリピン西ネグロス州シライ市パタグ村におけるイチゴ栽培・観光農園のビジネス化に関する事業。貧困・就学率向上のための所得増加という課題に対して、日本のイチゴの栽培技術と観光農園運営のノウハウを活用する。行政、大学、住民組織をカウンターパート機関とし、3年間の事業を通じて、地域住民組織27家族(Baliguwan Agro-Foresters Association、略称 BAFA)によるイチゴ生産・販売体制の構築と、隣接地域へイチゴ生産の拡大を目指す。果実生産だけでなく、農家へ苗を供給する基地として、重要な機能を併せ持つ。
過去3年間の有機イチゴのスタートアップと、1年次の本事業を含め、パタグ村の気候がイチゴ栽培に向いていること、イチゴの商品としての関心が高いことが実証できた。今後さらに設備投資等を含めた更なる事業拡大を進めることで、イチゴの栽培・販売をビジネス化し、農家の生計向上を図る。
プロジェクトの進捗
事業の開始前


事業の完了時(第2年次)

