ODA(政府開発援助)

Disaster risk reduction support and health and hygiene awareness improvement projects in schools and villages in Gwa Township, Rakhine State (Phase2)
令和7年9月12日
ハザードマップ説明会に参加した人々

プロジェクトの概要

国名:
ミャンマー
事業期間:
2021年3月10日~2022年10月31日
分野:
防災
実施団体:

 中学校等に学習支援および村落伝達支援システム(Learning and Communication Assist system for students and residents、LCAシステム)とハザードマップを設置し、それを利用して生徒および住民の防災能力の向上および保健衛生意識向上のための活動を行う。
 LCAシステムは放送設備と視聴覚設備を有しており、放送設備のスピーカーは校内向け用と郊外向け用のものが設置される。校内向けスピーカーでは学校関係者、及び生徒全員が同時に聞くことが可能となる。郊外向けスピーカーは学校周辺の住民に向けたパブリックアナウンスに使用され、サイクロンなどの自然災害の発生する恐れがあるときには校内・校外向けに緊急情報などを一斉放送することができる。また、新型コロナウイルス(COVID-19)などによる感染拡大の恐れがあるときには、感染防止の呼びかけの有効な手段となる。
 これらに加えて、避難場所、避難ルート等が示されたハザードマップを校内、及び校外に設置し、地域防災力の向上を図る。併せて学校で保健衛生に関する教育や校内・校外向けに健康的に生活するためのメッセージを放送することにも利用し、保健衛生意識の向上を図る。
 放送設備は、定期試験のガイダンス、学校での防災演習、及び行事案内などを校内外に放送することにも供され、これにより保護者や住民が学校での教育に関心を持つようになることが期待される。視聴覚設備は、防災や保健衛生の教育で使用することにより生徒が理解しやすくなり、学習の意欲が高まることが期待される。

プロジェクトの進捗

事業の開始前

事業地の校舎
LCAシステム説明会の様子

事業の完了時(第2年次)

住民協力のもとスピーカーを設置
LCAシステムを利用した保健衛生授業
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