ODA(政府開発援助)
地方の女性・青年の就業促進のためのホスピタリティ・介護職業訓練(第2年次)
(Vocational Training on Hospitality and care working to promote employment opportunity of Women and Youths in the countryside (Phase 2))
令和6年2月2日
プロジェクトの概要
- 国名:
- ラオス
- 事業期間:
- 2020年3月2日~2021年3月1日
- 分野:
- 教育・人づくり
- 実施団体:
ラオスは、近年7%前後の経済成長を達成している。しかし、その恩恵を受けているのは主に都市部の住民に限られており、地方では未だ貧困に苦しむ住民が多く存在する。またラオスは約49の民族からなると言われており、彼らも同様である。2016-2017年のラオス教育スポーツ省の調査では小学校(5年制)と中学校(4年制)の卒業率はラオス国の平均で、それぞれ79.2%と71.2%であり、教育や職業訓練を受ける機会が少なければ、職を得ることが難しい。本事業では地方に住む貧困家庭の女性および青年に加えて、遠隔地に住む少数民族も対象とした職業訓練を実施し、就業による生計向上を目指す。初級コースではホスピタリティ技術を習得させ、家事やホテルサービスの技術を、中級コースでは更に高齢者介護の知識・技術を学び、海外からの観光地として注目されつつあるラオスにて、定年退職後のロングステイ向けホテル·住宅、高齢者がいる富裕層家庭、観光施設、病院、スパなどの分野での就業を目指す。