ODA(政府開発援助)

Water System Improvement in Rural Mountainous Area (Phase 3)
令和3年10月14日
(写真1)造成の様子 サルララ集落での公共水場の造成

プロジェクトの概要

国名:
東ティモール民主共和国
事業期間:
2017年11月11日~2018年12月10日
分野:
実施団体:

 パルシックが2012年から事業を実施してきたアイナロ県マウビシ郡は、東ティモール中央部山岳地帯の山間部農村地域に位置し、起伏・高度差が激しいため上水設置工事の難易度が高い。また、居住形態が分散しているため単位面積当たりの世帯数が少ない集落・地域は行政などの上水システム設置事業の対象にならず、多くの集落で生活用水や農業用水へのアクセスが困難となっている。本事業では、各集落の水事業開発計画を策定し、水供給システムの整備を行い、水源が居住地より下にある集落では、ソーラーパネルを動力としたポンプを設置して水を確保する。また、農業用地へは、ため池灌漑を造成して灌漑水路を整える。本事業を通じて、マウビシの人びとがいつでも生活用水および農業用水を確保できる環境が整い、人びとの生活が改善されることを目指す。

プロジェクトの進捗

事業の開始前

(写真2)円を描くように削られた地面 タンクの土台部分
(写真3)壁に貼られた配管図 上水事業の配管図

事業の完了時(第3年次)

(写真4)土台の造成の様子 60立方メートルタンクの土台の造成
(写真5)水源の様子 ヒマウ集落の新たに作った水源
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