ODA(政府開発援助)
若者の持続的な雇用創出に向けた現地資材を活用した労働集約型未舗装道路整備事業(第3年次)
(Sustainable Youth Employment through Road Improvement taking Locally Available Material Based Approach (Phase 3))
令和6年6月17日
労働集約型の道路整備事業で側溝を施工
プロジェクトの概要
- 国名:
- ルワンダ
- 事業期間:
- 2020年3月16日~2021年3月15日
- 分野:
- 通信・運輸
- 実施団体:
ルワンダ共和国では、丘陵的な地形や雨季の激しい雨で地方の支線道路の状況は劣悪であり、農産物の運搬等、車両の通行の妨げになっている。また、国民の多くが農業に従事するが、多くの若者が無職か、生産性の低い農業に生計を依存している。そこで本事業では、ルワンダの若者への土のうなど現地資源を利用した、労働集約的な道路整備手法の技術移転を行い、地方部で支線道路の修復の担い手となることを目指す。さらに、若者がルワンダ協同組合公社(RCA:Rwanda Cooperative Agency)に登録し職を得る、または起業することが可能となるよう研修を行う。ルワンダの若者が道路整備技術を習得し、起業から協同組合として機能するまでをサポートすることで、若者の雇用が農業分野以外へ拡大されることを目的とする。若者による簡便工法を利用した道路整備への道路行政機関による理解を促し、その普及と定着を目指し、地方道路の通行性改善と若者の非農業型雇用の創出という重要課題の解決に貢献する。
プロジェクトの進捗
事業の開始前
側溝がなく、水溜まりの泥水が住居流入
通行性を確保する為、橋の修復を実施
事業の完了時(第3年次)
整備(路盤強化、側溝整備)された道路
道路整備で重要な、計測方法を実務指導



