ODA（政府開発援助）

ケニア国キスム西準郡東キスム地区における診療所の改善による産婦人科サービスの向上事業（第2年次）

（Improvement of obstetrics and gynecology services by improving the clinic in East Kisumu Word. Kisumu West Sub-County. Kisumu County, Kenya (Phase 2)）

令和6年8月29日

診療所責任者へマスクと消毒液を提供

プロジェクトの概要

国名：

ケニア

事業期間：

2020年3月1日～2021年2月28日

分野：

医療・保健

実施団体：

公益社団法人　日本国際民間協力会（NICCO）

事業地地図（PDF）

　本事業は、ケニア西部キスム郡のコゴニ準区において、妊産婦および幼児の死亡率の改善を図ることを目的として、産婦人科環境の改善と住民への母子保健知識の普及活動を実施する。本会は充実した産婦人科設備を有する施設が少ないこと、母子保健の重要性に対する認識が薄く、妊産婦が診療所を継続的に利用しないことを改善すべく、2019年3月よりN連事業（第1期事業）を行っている。その狙いは大別して、診療所（本棟・産婦人科棟）の産婦人科における医療環境の改善と、既存のコミュニティ・ヘルス・ボランティアの強化による住民への啓発活動の実施であり、本事業は第1期事業の後継事業として、その更なる発展を目指すものである。
　なお、事業対象地について、第1期事業では、キスム郡キスム西準郡東キスム地区コゴニ準区内にある2つの診療所のうち、1つの診療所とその周辺地域に限られていたが、本事業においては、コゴニ準区内全体での活動が可能になったことから、コゴニ準区全体に範囲を拡大する。