ODA(政府開発援助)
カジアド郡におけるコミュニティを基盤にした持続可能な初等教育戦略のための能力開発プロジェクト
(Capacity Development Project for a Village-Based Sustainable Primary Education Strategy)
平成31年4月19日

国名 | ケニア | |
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事業期間 | 2017年3月30日~2018年3月29日 | |
分野 | 教育・人づくり | |
実施団体 |
プロジェクトの概要
ケニアのカジアド郡ロイトクトク県は、教育普及が遅れ、不就学児童の割合や貧困率が特に高い地域である。この地域では、十分な教員が学校に配置されておらず、コミュニティが教員を雇うなど、学校運営に参画している。しかし、実際には、教育に関する情報を集め、活用することが出来ていない。また、適切な教材や教授能力の不足、不就学児童を取り込む環境が未整備などの課題がある。
本事業は、同地域の30校において、困難な状況下にある低学年児童への質の高い学習機会の拡大を目指している。教育に関するデータの整備やコミュニティ会議などによる情報共有活性化を通じて、学校運営計画を策定出来る能力を住民が身に付けている。また、低学年の学習環境を改善するために、テキスト開発や教員訓練を行っている。さらに、不就学児童の実態を調査し、特別な教育を提供するリソースルームや学校寮を整備し、学校に通えていない児童の学習機会の拡大も図っている。
プロジェクトの進捗
中間
- 中間報告書
- 事業途中の様子(写真)
その他特記事項
なし