ODA(政府開発援助)

Water Supply, Hygiene and Sanitation Project at Bonke (Phase2)
令和6年1月15日
手洗いの大切さを子供たちに優しく指導

プロジェクトの概要

国名:
エチオピア
事業期間:
2018年11月1日~2019年10月31日
分野:
実施団体:

 エチオピアは,経済成長の躍進が見られるものの人口約1億200万人の34%が1日1.9ドル以下で暮らし、その多くが農村部に居住し、基礎的ニーズに満たない生活を送っている。本事業対象地のボンケ地区は南部諸民族州の中でも僻地に位置し、行政や外国からの支援が届いていない。住民は動物や住民による排泄や水浴びなどで汚染された小川等の水を飲料水として利用し、また野外で排泄がなされるなど基本的な保健衛生知識が極めて乏しい。本事業はボンケ地区クタ郡、ケチャ・センガ郡、ガルバンザ・ガロ郡において、1 水供給システムの運営管理および保健衛生教育の人材育成・体制構築、2 水供給システムの設置、3 保健衛生教育と公衆トイレ設置を実施し、住民11,580人(2,316世帯)に対する安全な水へのアクセスの確保と保健衛生環境の改善を目指す。

プロジェクトの進捗

事業の開始前

配水用パイプの運搬を手伝う村の女性達
安定供給のため、貯水タンクを作る住民

事業の完了時(第2年次)

給水所は住民設置の防護柵で維持管理
給水班に、専門家が運用維持方法を指導
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