ODA(政府開発援助)

令和4年9月7日
(画像1)多様性あふれる世界 思い描く未来を語ろう 10月9日から10日 リアル&オンライン同時開催 グローバルフェスタJAPAN2021

「多様性」をテーマに
会場での開催とオンライン視聴を両立

(写真1)国旗とODAマンを背景に席につく三宅伸吾外務大臣政務官 三宅伸吾外務大臣政務官によるビデオメッセージ

 10月9日(土曜日)及び10日(日曜日)、「グローバルフェスタJAPAN2021」が東京国際フォーラム(東京都千代田区)で開催されました(外務省、国際協力機構(JICA)及び特定非営利活動法人国際協力NGOセンター(JANIC)共催)。今回は、新型コロナウイルスの感染防止対策を行った上で、対面形式とオンライン配信形式を両立したハイブリット形式で開催しました。

 30回目を迎えた今回のテーマは、“多様性あふれる世界 思い描く未来を語ろう”。国際協力に携わるNGO、国際機関、企業、大学等による展示や活動報告をはじめ、多彩なゲストが登場するステージプログラムや体験イベントが行われました。会場には1日目1,640人、2日目1,953人の入場者が訪れました。また、オンラインでの視聴者数は2日間で累計6,764人を記録、リアル(会場)・オンラインあわせて2日間で延べ1万人以上に参加・視聴いただきました。

 イベントの冒頭には、三宅伸吾外務大臣政務官がビデオメッセージにてオープニングの挨拶を行いました。三宅政務官からは、2年ぶりの開催となる今回のイベントにおいて、国際協力を通じて多様性を認め合う社会づくりを推進するとともに、日本各地が世界との結びつきを深めることで地方創生・地域づくりにも繋げていき、さらに、未来を担う若い世代が国際協力の議論や活動にもっと参画していける機会としたいと述べました。また、国際協力の推進には幅広いパートナーとの連携が重要であり、今回のイベントが世界のために新しい一歩を踏み出すきっかけとなることを期待していると述べました。(全文(PDF)別ウィンドウで開く

(写真2) 駒場孝(左)ODAマン(中央)内海崇(右)

ODAマン(C)DLE

オープニングを盛り上げたミルクボーイとODAマン

 オープニングセレモニーでは、人気お笑い芸人のミルクボーイによるSDGs漫才に引き続き、着ぐるみのODAマンが登場して国際協力に関するクイズを交えてのトークショーを繰り広げ、会場を大いに盛り上げました。

多様性、地域活性化、ユース世代に着目
外務省企画プログラム

(写真3)FROGMANとODAの挑戦者が語らう様子

左から
映像クリエイター・FROGMAN氏
久池定光 株式会社西野工務店社長(福井)
成田昌幸 株式会社レアックス社長(北海道)
宮下匡之 外務省国際協力局参事官

(写真4)ODAマン(左) FROGMAN氏(右)

ODAマン(C)DLE

ODAマンと 映像クリエイター・FROGMAN氏

「日本各地発!中小企業のODA」
第1部 FROGMAN、ODAの挑戦者と語らう

 ODAマンの作者であり、ドキュメンタリー動画「ODAの挑戦者たち」でナレーションを務めたFROGMAN氏が、企業経営者にインタビュー。地域活性化とともにODAプロジェクトに賭けた思いが語られました。ODAマンも登場し、会場を盛り上げました。

第2部 中小企業の海外展開とODA

(写真5)第2部の様子

左から
宮下匡之 外務省国際協力局参事官
西谷和雄 日本商工会議所理事・国際部長
松本安弘 大成工業株式会社TSS事業部部長(鳥取)
片山真基 海洋建設株式会社社長(岡山)
金子秀明 株式会社日本テレソフト社長(東京、熊本)

 企業の海外展開に向けた官民連携をテーマに、登壇各社からJICAの民間連携事業の事例を紹介するとともに、事業における困難や反響など、これまでの経験を共有しました。また、日本商工会議所からのコメントやQ&Aセッションを通じ、各企業の強みを生かした海外展開とODAの活用に関するやりとりが行われました。

パネルディスカッション「これが私たちの描く未来 多様性あふれる世界、国際協力について語ろう」

 「多様性」、「地域活性化」、「ユース世代の参画」をキーワードにパネルディスカッションを開催。全体を3セッションに分け、「国際協力」分野からは関西学院大学教授の村田俊一さん、「企業・ビジネス」分野からは経団連産業技術本部長の吉村隆さん、「地球環境」分野からは脱炭素メディアEnergy Shift発行人兼統括編集長の前田雄大さんをパネリストとして迎えました。また、全体テーマでもある多様性に関するスピーカーとして羽衣国際大学教授、タレントのにしゃんたさんが登壇。持続可能で豊かな未来を創るための国際協力のあり方や、社会課題を自分ごと化することで一人ひとりが考え、足元から行動を起こす重要性について、ユース世代の内野恵美さん、竹内友博さん、堀本季歩さん、河嶋可歩さん、羽間久美子さん、東田理沙さん、山藤英莉奈さんの計7名とともに活発な議論が交わされました。

(写真6)パネルディスカッションに参加された有識者とユースの皆さん

有識者。左より
岡田恵子 外務省国際協力局審議官
村田俊一 関西学院大学教授
吉村隆 経団連産業技術本部長
前田雄大 脱炭素メディアEnergyShift発行人兼統括編集長
にしゃんた 羽衣国際大学教授・タレント

ユース参加者。前列左より河嶋可歩さん、竹内友博さん、堀本季歩さん、羽間久美子さん。
後列左より東田理沙さん、山藤英莉奈さん、ジャカルタよりオンラインで参加した内野恵美さん

外務省フォトコンテスト授賞式

 「多様な価値が広がる世界に 共に歩み、共に生きる」をテーマとした外務省フォトコンテストでは、234点の応募作品の中から厳正な審査を経て最優秀賞1点、優秀賞3点、入賞7点、いいね賞1点を決定しました。植野篤志外務省国際協力局長から最優秀作品1点と優秀作品3点を表彰するとともに、各受賞者から作品の背景や関連する活動について説明をいただきました。表彰にあたっては、審査員を務めた戦場フォトグラファーの青木弘氏とライカカメラジャパン株式会社の米山和久氏より貴重な講評をいただき、協賛各社よりそれぞれ副賞が贈られました。

<副賞>
最優秀作品:ライカカメラジャパン株式会社よりコンパクトデジタルカメラ「ライカC-LUX」
優秀作品賞:富士フィルム株式会社よりインスタントカメラ「INSTAXチェキ」
「いいね賞」:株式会社タカラトミーよりインスタントカメラ「Pixtoss(ピックトス)」

 会場では応募いただいた写真展も行っており、応募作品が展示されました。

  • フォトコンテストの結果はこちら別ウィンドウで開く
  • (写真7)綱引きをする子供たち
    最優秀賞「真剣な顔しか勝たん」
  • (写真8)表彰式の様子
    外務省フォトコンテスト表彰式
  • (写真9)写真が展示されている様子
    外務省フォトコンテスト展示ブース

発信力のあるタレントを起用・現地からの中継など
ODA広報の多角化を図るプログラム

動画公開記念トークショー

(写真10)集合写真 トークショー後の記念撮影
(写真11) ドキュメンタリー動画
『フロントランナー 世界の未来を作る日本人たち』

 「人間の安全保障」を理念に防災、平和構築、保健・栄養の分野で、世界を支援し活躍するフロントランナーを取材したドキュメンタリー動画『フロントランナー 世界の未来を作る日本人たち』の初披露を記念したトークショーが開催されました。動画でナビゲーターを務めるピース・又吉直樹さんが、地雷除去活動を推進しているJMAS(認定特定非営利活動法人日本地雷処理を支援する会)事務局長・道幸孝久さんにインタビュー。国際協力の最前線で活動する人々の思いに肉迫します。上田肇外務省国際協力局政策課長も参加し、司会に平成ノブシコブシ・吉村崇さん、パンサー・向井慧さんをゲストに迎え、ステージは華やかな笑いとともに、今回の動画制作に至った経緯を含めて紹介され、会場中の注目を集めました。

笑下村塾の出張授業 笑って学ぶSDGs

(写真12)高倉陵(左)久保孝真(右) 会場を盛り上げた人気お笑い芸人、三拍子のお二人
(写真13)笑下村塾の出張授業の様子 笑下村塾のたかまつななさんが、
SDGsについてわかりやすく解説

 笑下村塾のたかまつななさんとお笑い芸人の三拍子がステージに出演、身近な例をあげながらSDGsについて楽しく、わかりやすく解説しました。笑下村塾は、SDGsカードを使った体験型ワークショップも実施。SDGsの17の目標を学べるカードゲームを親子で楽しむ様子が見られました。

ILO(国際労働機関)×NGO「道普請人」 「Jambo!道作りは仕事づくり」

(写真14)ILO(国際労働機関)とNGO「道普請人」のトークショーの様子 ILOとNGO「道普請人」の皆さん
(写真15)ライブ中継の様子 ケニアとの中継で現地の方へインタビュー

 ILOとNGO「道普請人」が推進している、土のうを使った道づくりの現場をステージで実演。さらにケニアとライブで中継をつなぎ、スワヒリ語のかけ声とともに、実際に現地の人々による道作りの様子やインタビューが首都ナイロビから届けられました。日本の伝統的な技術が、途上国でのインフラ整備や人間らしい働きがいのある仕事づくりに貢献している様子をご紹介しました。

『Peace is_プロジェクト』戦場カメラマン青木弘トークショー

(写真16)伊吹多花依さん(左)青木弘氏(右) 司会者の伊吹多花依さんとトークショーを繰り広げる写真家・青木弘氏
(写真17)『Peace is_プロジェクト』写真展示の様子 青木弘氏の手がけるPEACEis_プロジェクト

 今回の外務省フォトコンテストで審査員を務め、内戦や貧困、人間の尊厳をテーマに、約10年以上アフリカの地を撮影し続けてきた写真家・戦場カメラマンの青木弘さんが登壇。レンズ越しに見てきたもの、感じたことなど、"世界のいま"を語りました。写真を撮って撮って撮り続けていくと、みな同じ人間なんだなという確信に変わってきたというエピソードを披露。さらに、自身が手がける「PEACEis_プロジェクト」について紹介しました。

(写真18)外務省ブースの前に立つODAマン

ODAマン(C)DLE

(写真19)外務省ブース

 また、オンラインでのプログラムとしては、外務省国際機関人事センターによる国際機関キャリアセミナー、外務省国際協力局民間援助連携室とNGO団体の担当者6名様が参加した国際協力NGOの活動報告、ECFA(海外コンサルタンツ協会)による開発コンサルタントの仕事や生活に関する紹介、オンラインキャリアセミナーが行われました。また、レゴジャパン株式会社より、遊びを通じたSDGsや持続可能性、ダイバーシティと包摂性に関する取組が紹介されるなど、他にも多数のプログラムが配信され、熱心な視聴者を集めました。

 来場者からは、「ODAマンのキャラクターへの興味をきっかけにODAとは何か知るようになり、国際協力について興味をもつようになった」、「芸人さん目当てに来場したが、会場を回って国際協力についてこんなに多くの活動があると知りました」という声が聞かれました。また、写真展を見て「ランドセルを自分も送ってみたい」、ワークショップに参加した人からは、「とても楽しかった。SDGsの具体的な目標について、具体的に知ることができた」という声が聞かれました。

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