ODA(政府開発援助)
ミレニアム開発目標(MDGs)
令和元年7月25日
ミレニアム開発目標
私たちは,よりよい世界の実現に向け,ミレニアム宣言の約束を果たすよう国際社会に期待する数十億の人々を裏切ってはなりません。
約束を守ろうではありませんか。
-潘基文(パン・ギムン)国連事務総長
ミレニアム開発目標(Millennium Development Goals: MDGs)は,開発分野における国際社会共通の目標です。2000年9月にニューヨークで開催された国連ミレニアム・サミットで採択された国連ミレニアム宣言を基にまとめられました。
MDGsは,極度の貧困と飢餓の撲滅など,2015年までに達成すべき8つの目標を掲げ,達成期限となる2015年までに一定の成果をあげました。その内容は後継となる持続可能な開発のための2030アジェンダ(2030アジェンダ)に引きつがれています。
日本は,より良い世界を築くために国際社会が一体となって取り組むべき目標としてMDGsを重視し,日本が積極的に推進してきた人間の安全保障の実現のためにも,二国間及び国際機関経由のODAなどを効果的に活用し,MDGsの達成に積極的に貢献してきました。
8つの目標
- 目標1:極度の貧困と飢餓の撲滅
- 目標2:初等教育の完全普及の達成
- 目標3:ジェンダー平等推進と女性の地位向上
- 目標4:乳幼児死亡率の削減
- 目標5:妊産婦の健康の改善
- 目標6:HIV/エイズ、マラリア、その他の疾病の蔓延の防止
- 目標7:環境の持続可能性確保
- 目標8:開発のためのグローバルなパートナーシップの推進
(注)ロゴは「特定非営利活動法人 ほっとけない 世界のまずしさ」が作成したもの。