ODA(政府開発援助)
日本のODAプロジェクト
ウズベキスタン
有償資金協力 案件概要
令和3年11月10日
ウズベキスタン共和国に対する新型コロナウイルス危機対応のための緊急支援 | ||
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E/N署名 | 令和2年度 | |
供与限度額(億円) | 150 | |
供与条件 | 金利(%) | 0.01 |
償還期間(年)/ うち据置期間(年) |
15年/4年 | |
調達条件 | アンタイド | |
事業概要 | この協力は、ウズベキスタンに対する世銀との協調融資による財政支援を通じて、同国の新型コロナウイルス危機対応の強化及び社会・経済の回復を図るものです。 | |
裨益効果 | この協力により、ウズベキスタンの新型コロナウイルス危機対応の強化及び社会・経済の回復が図られ、もって同国の安定及び持続的発展に寄与することが期待されます。 |
園芸作物バリューチェーン強化計画 | ||
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E/N署名 | 令和元年度 | |
供与限度額(億円) | 230.23 | |
供与条件 | 金利(%) | 1.0 |
償還期間(年)/ うち据置期間(年) |
25/7 | |
調達条件 | 一般アンタイド | |
事業概要 | この計画は、園芸作物の生産・加工に従事する農家や関連企業へのツーステップローンの供与及び参加金融機関の能力向上支援、融資を受けた農家・企業への営農支援等を行うものです。 | |
裨益効果 | この計画の実施により、金融アクセスの改善及び園芸作物バリューチェーンの強化を図り、もってウズベキスタンの輸出力強化及び雇用促進を通じた農業セクターの発展に資することが期待されます。 |
電力セクター能力強化計画(フェーズ2) | ||
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E/N署名 | 令和元年度 | |
供与限度額(億円) | 366.21 | |
供与条件 | 金利(%) | 1.15 |
償還期間(年)/ うち据置期間(年) |
30/10 | |
調達条件 | 一般アンタイド | |
事業概要 | この計画は、ウズベキスタンにおける既設の火力発電所に対して、機器の更新、予備的部品供給及び人材育成を実施するものです。 | |
裨益効果 | この計画の実施により、ウズベキスタンの電力セクターにおける火力発電部門の中長期的な運営・維持管理体制の確立に向けた能力強化が図られ、同国の電力供給の安定化及びエネルギー効率化に寄与することが期待されます。 |
ナボイ火力発電所近代化計画(フェーズ2) | ||
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E/N署名 | 令和元年度 | |
供与限度額(億円) | 1282.46 | |
供与条件 | 金利(%) | 0.5 |
償還期間(年)/ うち据置期間(年) |
30/10 | |
調達条件 | 一般アンタイド | |
事業概要 | この計画は、ナボイ火力発電所内に発電効率の高いガスタービン・コンバインドサイクル火力発電設備及び関連設備を整備するものです。 | |
裨益効果 | この計画の実施により、電力供給の増強及び燃料消費量の削減を図ることができ、ウズベキスタンの電力供給の安定化及びエネルギー効率化に寄与することが期待されます。 |
アムブハラ灌漑施設改修計画 | ||
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E/N署名 | 平成26年度 | |
供与限度額(億円) | 118.72 | |
供与条件 | 金利(%) | 1.4(コンサルティング・サービス部分については0.01) |
償還期間(年)/ うち据置期間(年) |
30/10 | |
調達条件 | アンタイド | |
事業概要 | この計画は、ウズベキスタン共和国中部のアムブハラ灌漑管区における幹線水路上の既存の2箇所のポンプ場を改修するものです。 | |
裨益効果 | この計画により、同管区の農場への安定的な農業用水の供給及び改修施設の消費電力量の低減が図られ、もって同管区の農業生産性及びエネルギー効率の向上に寄与することが期待されます。 |
トゥラクルガン火力発電所建設計画 (「電力セクター・プロジェクト・ローン」全3案件(サブ・プロジェクト)) |
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E/N署名 | 平成26年度 | |
供与限度額(億円) | 718.39 | |
供与条件 | 金利(%) | 0.3 |
償還期間(年)/ うち据置期間(年) |
40/10 | |
調達条件 | 一般アンタイド | |
事業概要 | 本件は、同一セクター等の複数の個別案件に対して、相手国の要請を踏まえ、包括的に円借款を供与する「セクター・プロジェクト・ローン」の本格的な活用後の第1号案件であり、(1)トゥラクルガン火力発電所建設計画、(2)タシケント熱電併給所建設計画、(3)電力セクター能力強化計画の3案件(サブ・プロジェクト)から成ります。 「(1)トゥラクルガン火力発電所建設計画」は、ウズベキスタン東部のナマンガン州において高効率のガス火力発電所及び関連する送電線・変電所を建設・改修するもの。 なお、本件は、我が国が2013年11月に策定した攻めの地球温暖化外交戦略「Actions for Cool Earth (ACE) 」の中で表明した、2013年から2015年までの3年間の気候変動分野における途上国支援策計1兆6,000億円の一環として実施するものです。我が国としては、全ての国による公平かつ実効性のある国際枠組みの構築に向け、ウズベキスタンと引き続き気候変動分野で連携していきます。
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裨益効果 | この計画の実施により、ウズベキスタンの電力の安定供給及びエネルギー効率が向上し、同国の持続的な経済発展並びに天然ガス消費量及びCO2排出量の削減を通じた気候変動の緩和に貢献することが期待されます。 |
電力セクター能力強化計画 (「電力セクター・プロジェクト・ローン」全3案件(サブ・プロジェクト)) |
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E/N署名 | 平成26年度 | |
供与限度額(億円) | 30 | |
供与条件 | 金利(%) | 変動金利 円LIBOR-133bp(下限金利0.1%) |
償還期間(年)/ うち据置期間(年) |
40/10 | |
調達条件 | 一般アンタイド | |
事業概要 | 本件は、同一セクター等の複数の個別案件に対して、相手国の要請を踏まえ、包括的に円借款を供与する「セクター・プロジェクト・ローン」の本格的な活用後の第1号案件であり、(1)トゥラクルガン火力発電所建設計画、(2)タシケント熱電併給所建設計画、(3)電力セクター能力強化計画の3案件(サブ・プロジェクト)から成ります。 「(3)電力セクター能力強化計画」は、ウズベキスタン電力公社が設立を計画しているコンバインドサイクル・ガスタービン運用維持管理トレーニングセンター用機材調達、既設火力発電所保守点検用機材・サービスの調達、シルダリア火力発電所近代化計画のエンジニアリング・サービス調達を行うもの。 なお、本件は、我が国が2013年11月に策定した攻めの地球温暖化外交戦略「Actions for Cool Earth (ACE) 」の中で表明した、2013年から2015年までの3年間の気候変動分野における途上国支援策計1兆6,000億円の一環として実施するものです。我が国としては、全ての国による公平かつ実効性のある国際枠組みの構築に向け、ウズベキスタンと引き続き気候変動分野で連携していきます。
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裨益効果 | 本件計画の実施により、電力及び熱併給の効率と信頼性が向上し、持続的な経済発展並びに天然ガス消費量及びCO2排出量の削減を通じた気候変動の緩和に貢献することが期待されます。 |
カルシ-テルメズ鉄道電化計画 | ||
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E/N署名 | 平成23年度 | |
供与限度額(億円) | 180.67 | |
供与条件 | 金利(%) | 1.20 |
償還期間(年)/ うち据置期間(年) |
30/10 | |
調達条件 | 一般アンタイド | |
事業概要 | この計画は、ウズベキスタン南部山岳地帯のカルシとテルメズを結ぶ区間(約325キロメートル)の鉄道牽引方式をディーゼル動力から電気動力へ変更することを通じて、今後増加が見込まれる輸送需要への対応を図り、同国及び周辺国の社会経済発展に寄与するものです。 ウズベキスタンの鉄道は、陸上貨物輸送の50%以上を担うなど重要性が高く、近年の急速な経済成長やアフガニスタン復興に伴う貨物輸送量の増加により、同国では鉄道輸送能力の増強が課題となっています。 |
タシグザール-クムクルガン鉄道新線建設計画 | ||
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E/N署名 | 平成16年度 | |
供与限度額(億円) | 163.59 | |
供与条件 | 金利(%) | 0.4 |
償還期間(年)/ うち据置期間(年) |
40/10 | |
調達条件 | 日本タイド | |
事業実施者 | ウズベキスタン鉄道 | |
事業概要 | ウズベキスタンの鉄道網は旧ソ連時代に建設されたものであり、同国の各地方を結ぶ基幹路線のいくつかは隣国を経由しており、今回の円借款の対象分については、現在トルクメニスタン領(Talimarjan - Boldir区間)を経由している路線が国境通過や機関車付替え等のために地域の鉄道輸送にとり障害となっている。 このような状況の下、ウズベキスタン南部のカシカダリア州タシグザールとスルハンダリア州クムクルガンを結ぶ鉄道新線(222km)を建設し、あわせて既存区間のリハビリ(31km)を行うことにより、同国南部とその他の地域をつなぐ鉄道路線の輸送コストの低減や、輸送時間および国境通過時の税関手続や機関車付け替えに要する時間の短縮を図るもの。 旧ソ連時代に建設された鉄道網(写真:JBIC) |
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裨益効果 | 本事業の実施により、同国および近隣の周辺諸国からの物資輸送の効率化が見込まれ、同国における物資の流通が促進されると同時に輸送の信頼性が向上するほか、同国南部の地域開発、地域住民の生活水準の向上、ひいては同国の安定的発展の確保を通じてわが国をとりまく国際環境の安定化および二国間関係の緊密化に貢献することが期待される。 |
タシケント火力発電所近代化計画 | ||
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E/N署名 | 平成14年度 | |
供与限度額(億円) | 249.55 | |
供与条件 | 金利(%) | 本体部分:1.8 コンサルタント部分:0.75 |
償還期間(年)/ うち据置期間(年) |
本体部分:30/10 コンサルタント部分:40/10 |
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調達条件 | 本体部分:一般アンタイド コンサルタント部分:二国間タイド |
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事業概要 | ウズベキスタンの首都タシケント市近郊に位置するタシケント火力発電所において、首都圏を中心とする同国への電力の安定供給、国産天然ガスの効率的利用、環境負荷の軽減を図ることを目的とし、同発電所構内の遊休地にガス複合火力発電設備一基(370MW級)を建設するもの。 | |
裨益効果 | タシケント火力発電所は、ウズベキスタン経済の心臓部である首都圏に所在し、国全体の発電容量の約17%を占める重要な発電所であるが、操業開始後40年近くが経過し設備の老朽化は深刻な状態となっており、電力の安定供給に支障が生じることが懸念されている。 このような状況の下、同発電所の設備を更新することにより電力の安定供給を図り、国産天然ガスの効率的利用を促進するとともに、環境負荷の軽減を図ることは同国にとって緊急の課題となっている。 本件計画の実施により、発電効率(発電量/燃料)の約20%向上、SOx、NOxの約90%削減等を図る。 |
職業高等学校拡充計画 | ||
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E/N署名 | 平成12年度 | |
供与限度額(億円) | 63.47 | |
供与条件 | 金利(%) | 0.75 |
償還期間(年)/ うち据置期間(年) |
40/10 | |
調達条件 | 二国間タイド | |
事業実施者 | 中高等教育省中等専門教育センター | |
事業概要 | ウズベキスタン政府が我が国からの支援を強く望んでいる農業高等学校に対し、(1)校長、指導教員の研修、(2)日本人専門家の派遣、(3)モデル校である50校の施設整備を実施するもの。 | |
裨益効果 | ウズベキスタンの職業教育レベルの改善、及び市場経済への移行を支援する。 |
地方通信網拡充計画(II) | ||
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E/N署名 | 平成11年度 | |
供与限度額(億円) | 126.92 | |
供与条件 | 金利(%) | 本体部分:2.2 コンサルタント部分:1.8 |
償還期間(年)/ うち据置期間(年) |
30/10 | |
調達条件 | 一般アンタイド | |
事業実施者 | 郵便通信庁 | |
事業概要 | ウズベキスタン中・西部4地域の地方中核都市において、第I期事業に引き続き、デジタル交換設備、放送システム建設、無線による加入者回線の整備を行うと共に、第I期事業において整備された基幹伝送路のバックアップともなる地方通信網の建設を行うもの。 | |
裨益効果 | ウズベキスタン中・西部4地域の通信・放送事情を改善するとともに、同国の均衡ある産業発展を図る。 |
地方3空港近代化計画(II) | ||
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E/N署名 | 平成11年度 | |
供与限度額(億円) | 28.71 | |
供与条件 | 金利(%) | 2.2 |
償還期間(年)/ うち据置期間(年) |
30/10 | |
調達条件 | 一般アンタイド | |
事業実施者 | ウズベキスタン航空 | |
事業概要 | シルクロード沿いに位置するサマルカンド、ウルゲンチ、ブハラの3都市の空港において、滑走路の再舗装、旅客ターミナルおよび誘導システムの整備等を行うもの。 | |
裨益効果 | 航空機の離発着の安全性を確保し、航空輸送の活発化を通じて、同国の観光開発の促進及び経済発展を支援することとなる。 |