ODA(政府開発援助)

「人間の安全保障25周年シンポジウム」の開催

平成31年3月5日

  1. 2月28日,日本は,ニューヨークの国連本部において,国連開発計画(UNDP),国連人間の安全保障ユニットや関係国との共催により,「人間の安全保障25周年シンポジウム」を開催しました。
  2. 本シンポジウムは,本年が人間の安全保障の概念が導入されてから25周年となることを踏まえ,日本が長年主導してきた人間の安全保障をより一層推進すべく開催したものです。
  3. 本シンポジウムでは,河野太郎外務大臣及びアミーナ・モハメッド国連副事務総長からビデオメッセージに続いて,アヒム・シュタイナーUNDP総裁及び佐藤行雄元国連大使が基調講演を行いました。過去25年にわたる人間の安全保障の歴史を振り返るとともに,SDGsの時代において人間の安全保障のアプローチがますます重要になっていることを確認しました。
  4. パネルディスカッションでは,関係国,国際機関,NGOからの参加者がSDGsの時代における人間の安全保障のあり方について議論を行い,人間の安全保障を実現する上での教育・保健分野の重要性,開発の現場で多様なアクターの連携を促す人間の安全保障アプローチの有効性,人道と開発の連携や紛争予防における人間の安全保障の役割,国連人間の安全保障基金の貢献等について発言がありました。また,フロアからも,南アフリカ,ウズベキスタン,メキシコの参加者から各国の取組等について発言がありました。
  5. 閉会挨拶では,星野俊也国連大使から,日本はG20議長国として人間の安全保障に直結する教育・保健分野における取組を強化するとともに,「開発のための革新的資金調達リーディング・グループ」議長国として,人間の安全保障の実現とSDGsの達成に向けて必要な資金ギャップを埋めるために,国際連帯税を含む革新的資金調達の議論もリードしていく旨発信しました。

[参考]人間の安全保障25周年シンポジウム

  • (1)日時:2月28日(木曜日)13時15分~14時45分
  • (2)場所:ニューヨーク・国連本部
  • (3)テーマ:「人間の安全保障25周年:SDGsの達成への貢献を基に」
  • (4)共催者:ノルウェー,南アフリカ,タイ,国連人間の安全保障ユニット,国連開発計画(UNDP)
  • (5)プログラム概要
    冒頭ビデオメッセージ:アミーナ・モハメッド国連副事務総長,河野太郎外務大臣
    基調講演:アヒム・シュタイナーUNDP総裁,佐藤行雄元国連大使
    パネルディスカッション・質疑応答