ODA(政府開発援助)
保健・医療
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- Gaviワクチンアライアンス
低所得国の予防摂取率を向上させることにより、子ども達の命と人々の健康を守ることを目的として、2000年にスイスで設立された官民パートナーシップです。現在は、13種類のワクチンの導入や公平な供給を支援しているほか、予防接種を通じて人材育成等の保健システム強化や、将来的には支援を受けず自国の力で予防接種事業を持続していけるような取組も進めています。
- 公益社団法人グローバルヘルス技術振興基金(GHIT Fund)
日本の製薬企業や研究機関、大学が持つ高い新薬開発技術を活用し、顧みられない熱帯病(NTDs)等、途上国を中心に蔓延する疾病の解決に貢献するための官民パートナーシップです。これら疾病の医薬品の研究開発に対する支援を行います。
- 世界エイズ・結核・マラリア対策基金(グローバルファンド)
低中所得国における三大感染症(エイズ、結核、マラリア)対策のために資金を提供する官民パートナーシップとして、2002年にスイスで設立されました。三大感染症の予防と治療を促進する事業や、三大感染症対策を効果的に実施するための強靱で持続可能な保健システムを構築する事業を支援しています。
- 国際家族計画連盟(IPPF)
性と生殖に関する健康と権利(SRHR)を守るため、世界約150カ国の現地NGOのネットワークを通じ、特に最貧層や社会的弱者等の公的サービスが届きにくい人々にSRH(家族計画・母子保健・HIV/AIDS・ジェンダーに基づく暴力対応等)のサービス・情報を提供し、若者や女性のエンパワーメントに係る活動・政策提言もしています。また、IPPF日本信託基金(JTF)を通じ、UHCの実現に特化した事業も実施しています。
- 国連人口基金(UNFPA)
人口は単なる「数」の問題ではなく、一人ひとりの「尊厳」の問題として人口問題に取り組んでいます。具体的には、母子保健の推進、家族計画に係る情報・サービスの提供、性感染症対策、ジェンダーに基づく暴力、児童婚やFGMなどの有害な慣習の防止など、性と生殖に関する健康(Sexual Reproductive Health:SRH)に関するサービスを世界150以上の国で展開しています。また、人口問題に係る唯一の国連機関として、国勢調査、少子高齢化等の人口関連データの収集・分析・調査への協力を通じた包括的な人口政策の策定・実施・評価支援等も行っています。
- ユニットエイド(Unitaid)
2006年にスイスで設立され、質の高い医薬品が安価かつ迅速に途上国に供給されるよう支援を行っている官民パートナーシップです。また、2010年に、任意で特許をプールするメカニズムとして医薬品特許プール(MPP)を設立し、特許保有者とライセンス契約を行い、多数のジェネリック製造業者による大量生産を支援しています。
- 世界保健機関(WHO)
「全ての人々が可能な最高の健康水準に到達すること」を目的として設立された国連の専門機関です。1948年4月7日の設立以来、全世界の人々の健康を守るため、広範な活動を行っています。