国際保健

令和6年8月24日

Gaviワクチンアライアンスの概要(Gavi the Vaccine Alliance)

1 設立目的

 低所得国の予防接種率を向上させることにより、子どもたちの命と人々の健康を守ることを目的として、2000年にスイスで設立された官民連携パートナーシップ。

2 活動内容

(1)2021-2025戦略目標:Gavi5.0

  • ア ワクチンの導入と規模拡大(支援対象疾患を13種類から18種類に拡大)
  • イ 予防接種の公平性促進のための保健システム強化(ワクチン未接種の子どもを減らすための取組の強化
  • ウ 予防接種事業の持続可能性の改善(自己資金によるワクチン事業の促進支援)
  • エ ワクチン及び予防接種関連製品の市場形成(ワクチン価格の適正化、途上国ニーズの高いワクチン開発等)
    • NGO等の市民社会組織と連携し、支援が行き届きにくいコミュニティ等での予防接種活動を促進し、ワクチン未接種の子どもを削減する。
    • これまで支援対象としてきた低所得国73か国(一人あたりのGNIが1580ドル以下)に加え、2021年以降、中低所得国に対しても支援を行う。
関連リンク

(2)COVAXファシリティ事務局

 途上国を含めた世界全体における新型コロナワクチンへの公平なアクセスを確保するための国際的な枠組みであるCOVAXファシリティの事務局として運営を担う。

関連報道発表

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