国際保健

平成27年5月27日

5月26日午後3時10分から約30分間,城内実外務副大臣は,来日中のダグフィン・ホイブローテンGaviワクチンアライアンス理事長(Mr. Dagfinn Høybråten, Board Chair, GAVI Alliance) の表敬を受けたところ,概要は以下のとおりです。

  1. 冒頭,城内副大臣から,本年1月のGavi第2次増資会合が,ホイブローテン理事長のリーダーシップの下,成功裏に開催されたことを歓迎し,またGaviがミレニアム開発目標(MDGs)の達成に向けて果たしてきた貢献を評価しました。また,我が国が推進するユニバーサル・ヘルス・カバレッジ(UHC)の実現においてもGaviは重要な貢献を為しており,Gaviに対する協力を続けていきたい旨述べました。
  2. ホイブローテン理事長からは,日本政府によるこれまでのGaviへの資金拠出に対する謝意が述べられるとともに,特に2015年の拠出について,前年と比して倍増されたことを歓迎する旨発言がありました。また,日本政府が保健分野での国際貢献を重視し,取組を進めていることに触れつつ,より一層の協力を要請したい旨述べました。
  3. 更に,ホイブローテン理事長から,Gaviと日本の協力を一層進めるために,今後とも緊密な意見交換を進めたいとの発言があり,城内副大臣からも,Gaviは重要なパートナーであり,更なる意見交換を進めたい旨応じました。

(参考)Gaviワクチンアライアンス
 開発途上国の予防接種率を向上させることにより,子どもたちの命と人々の健康を守ることを目的として設立された官民パートナーシップ。


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