国際保健
Gaviワクチンアライアンスへのジュニア・プロフェッショナル・オフィサー派遣に関する協力覚書への署名式
平成30年12月17日
- 我が国は,Gaviワクチンアライアンス(Gavi, the Vaccine Alliance,以下Gavi)へのジュニア・プロフェッショナル・オフィサー(Junior Professional Officer,以下JPO)派遣を可能とするべく,2018年12月14日,スイス・ジュネーブにて,岡庭健ジュネーブ代表部次席大使とセス・バークレーGavi事務局長との間で,JPO派遣に関する協力覚書への署名式を行いました。
- JPO派遣制度は,国際機関に勤務を希望する若手邦人を,日本国政府(外務省)の経費負担により原則2年間国際機関に派遣し,勤務経験を積む機会を提供することにより正規職員への途を開くことを目的とした制度です。
- Gaviは,開発途上国の予防接種率の向上を目的として,2000年に設立された官民パートナーシップです(本部:ジュネーブ)。Gaviはそのユニークなモデルを活用し,(1)開発途上国における平等なワクチンの導入・普及,(2)予防接種を効果的に提供するための保健システム強化,(3)適切なワクチン市場の形成等を行っています。
- Gaviは設立以来,7億人の子どもたちに予防接種を行い1000万人の命を救うなど,高い活動成果を上げています。GaviへのJPO派遣が可能となることにより,子どもたちの健康的な未来のために活動するGaviで,より多くの若手日本人が働くことが期待されます。