国際保健

令和3年5月11日
ワクチン接種
ワクチン空輸

 日本政府とGavi(Global Alliance for Vaccines and Immunization)が共催するCOVAXワクチン・サミット(AMC増資首脳会合)については、Gaviとの協議の結果、6月2日にオンライン形式で開催することを正式に決定しました。同サミットには菅総理大臣及び茂木外務大臣が出席予定です。

 新型コロナ感染症の収束のためには、日本はもとより、世界全体でワクチンへの公平なアクセスや普及を進めることが重要です。我が国は、本サミットの共催を含め、途上国に安全性、有効性、品質が保証されたワクチンを、公平に、より多く届けるための取組を継続していきます。

[参考]COVAXファシリティ(COVID-19 Vaccine Global Access Facility)
 新型コロナワクチンへの途上国を含めた公平なアクセスの確保のため、Gaviワクチンアライアンス主導の下、立ち上げられた資金調達及び供給調整メカニズム。ワクチンの購入量と市場の需要の保証を通じ規模の経済を活かして交渉し、迅速かつ手頃な価格でワクチンを供給する仕組み。このうち、途上国支援枠組み(AMC: Advance Market Commitment)につき、2021年末までに合計83億米ドルの資金が必要であり、約17億ドルが不足しているとされている。


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