アフリカ開発会議(TICAD)
藤井外務副大臣のTICAD9テーマ別イベント出席(結果)
令和7年8月21日



8月21日、藤井比早之外務副大臣は、パシフィコ横浜で開催されたTICAD9テーマ別イベントにパネリストとして登壇し閉会挨拶を行ったところ、概要は以下のとおりです。
- 藤井副大臣は、Gaviワクチンアライアンス及びアフリカ連合委員会(AUC)が共催したTICAD9テーマ別イベント「2030年のユニバーサル・ヘルス・カバレッジ達成に向けて、アフリカにおける予防接種の革新的解決策の共創」に出席し、同イベントのパネリストとして登壇するとともに、閉会挨拶を行いました。
- 藤井副大臣は、パネリストとして、ユニバーサル・ヘルス・カバレッジ(UHC)の達成に向けて、アフリカと共に新たな未来を創造していくため、より大胆で、より持続可能な協力を目指す必要がある旨述べ、また、藤井副大臣自身がガーナを訪問し、Gaviの活動を視察したことにも触れつつ、日本とアフリカの双方の強みを生かしてともに取り組む重要性について述べました。
- 藤井副大臣は、閉会挨拶において、日本は、Gaviがワクチンへの衡平なアクセスの推進を通じ、WHOなどの中核機関と共にUHCの実現に向けて多大な貢献をしてきたことを高く評価しており、重要なパートナーとして支援していくことを述べました。また、現下のアフリカの保健課題解決のためには、アフリカ自身の一貫した保健分野に対する投資を呼び込むことが重要であり、日本は「アフリカ保健投資促進パッケージ」に基づく取組を推進する考えである旨述べました。
(参考1)Gaviワクチンアライアンス
Gaviは、低所得国の予防接種率を向上させることにより、子供たちの命と人々の健康を守ることを目的として2000年に設立された官民パートナーシップ。世界の73か国を対象に、ワクチン導入・普及、保健システム強化、ワクチンの市場形成等を実施している。
(参考2)ユニバーサル・ヘルス・カバレッジ(UHC)
すべての人が、効果的で良質な保健医療サービスを、負担可能な費用で受けられること。