国際保健全般

令和4年4月8日

 4月8日、午後7時(日本時間)から約2時間、ドイツ政府、インドネシア政府、セネガル政府、ガーナ政府とGaviの共催でCOVAXワクチン・サミット2022がオンライン形式で開催され、岸田文雄内閣総理大臣がビデオメッセージにて参加しました。

  1. 本会合は、新型コロナウイルス感染症の収束のため、COVAXファシリティを通じて、途上国において安全性、有効性及び品質が保証されたワクチンへの公平なアクセスを確保すべく、ワクチンの調達・輸送等に必要な資金を調達するために開催されたものです。会合には、ショルツ・ドイツ連邦首相、ジョコ・インドネシア大統領、サル・セネガル共和国大統領、アクフォ=アド・ガーナ大統領、ハシナ・バングラデシュ首相、ブーデン・チュニジア首相、トルドー・カナダ首相、ブリンケン米国務長官等、24か国・地域の首脳級、閣僚級、グテーレス国連事務総長、テドロスWHO事務局長を含む国際機関の代表、ゲイツ財団等の民間団体、市民社会代表等が参加しました。
  2. 岸田総理大臣からは、世界には「ワクチン格差」が残されていることを指摘し、新型コロナを真に克服するためにも、世界のあらゆる国や地域でワクチンへの公平なアクセスを確保することが鍵となる旨述べ、国際社会で結束して危機を乗り越えることを呼びかけました。また、岸田総理大臣は、これまでに拠出済のCOVAXに対する10億ドルの貢献に追加して、今次増資や取組の状況を踏まえつつ、最大5億ドルを追加で拠出することを表明し、ユニバーサル・ヘルス・カバレッジの達成を目指し、引き続きリーダーシップを発揮していく旨述べました。
  3. 今次会合では、各国政府及び民間セクターから多くの追加の資金拠出が表明され、Gaviから、暫定値として合計約48億ドル相当のコミットメントが確保された旨発表されました。
[参考]岸田内閣総理大臣のビデオメッセージ(PDF)別ウィンドウで開く
[参考]COVAXファシリティ(COVID-19 Vaccine Global Access Facility

 新型コロナワクチンへの途上国を含めた公平なアクセスの確保のため、Gaviワクチンアライアンス主導の下、立ち上げられた資金調達及び供給調整メカニズム。ワクチンの購入量と市場の需要の保証を通じ規模の経済を活かして交渉し、迅速かつ手頃な価格でワクチンを供給する仕組み。このうち、途上国支援枠組み(AMC: Advance Market Commitment)について、少なくとも合計52億米ドルの資金が必要であるとされている。

[参考]ユニバーサル・ヘルス・カバレッジ

 すべての人が、効果的で良質な保健医療サービスを負担可能な費用で受けられること。


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