ODA(政府開発援助)
カブレパランチョウク郡における農業振興を通じた被災地復興支援事業
(Project for Recovery of Earthquake-affected Communities in Kavrepalanchok District through Improvement of Agriculture and Marketing)
令和元年5月20日

国名 | ネパール | |
---|---|---|
事業期間 | 2017年3月15日~2018年3月14日 | |
分野 | 農林業 | |
実施団体 |
プロジェクトの概要
カブレパランチョウク郡は、2015年の大地震で特に被害の大きかった14郡のひとつで、事業対象地の2行政村でも73%の家屋が全半壊した。同地は元々、ネパール社会において長く抑圧の対象となったタマン族やダリット(ヒンドゥーカースト制において、その枠外とされた社会の最下層に位置付けられた人々で、現在も差別を受けている)など社会的弱者が多く住む地域であり、被災者の自助努力だけで震災からの復興を遂げることは難しく、生活基盤の再建支援が喫緊の課題となっていた。当法人の事前調査によると、住民の98%が農業を主たる生計手段にしているにも関わらず、商業農家は8%に留まっており、農業技術研修の受講経験に至っては全世帯の1.3%に限られていることが判明した。そこで本事業では、換金作物の生産と販売を通じて、地震被災者の生活再建を促進することを目指し、農業技術の研修や灌漑設備の整備、マーケティングの強化支援を行うこととした。
プロジェクトの進捗
中間
- 中間報告書
- 事業途中の様子(写真)
その他特記事項
なし