ODA(政府開発援助)
イラク中部・北部の小中学校を対象とした国内避難民に起因する学校修復事業(フェーズ3)
(Assistance for rehabilitation of schools in Central and Northern part of Iraq caused by producing internally displaced persons (Phase 3))
令和4年8月22日
プロジェクトの概要
- 国名:
- イラク共和国
- 事業期間:
- 2017年2月1日~2018年1月31日
- 分野:
- 教育・人づくり
- 実施団体:
イラクでは、国連の経済制裁が解除された2010年以降も全土で早急に修復が必要な小中学校が多数あり、教育省も学校修復等教育環境整備に重点を置いているが、2014年の戦闘に起因する国内避難民の流入により、受入れ地の小中学校では特に学校施設の修復が喫緊の課題として浮上してきた。本事業では、バグダッド、キルクーク、サラハディーン、バビルの4県に所在する10校の小中学校の校舎・電気設備・トイレ等の衛生設備の修復及び生徒を対象とした衛生教育を実施することで、子どもたちが安全に健康な状態で学校に通うことができるよう学校環境整備を行う。加えて、教育省及び各県教育局とも協働し、事業終了後の維持管理が可能となるようフォローアップを行う。