ODA(政府開発援助)

Project for safe delivery promotion in Pauk Township, Magway Region
令和5年2月17日
(写真1)集合写真 地区レベルでのアドボカシー会議を開催

プロジェクトの概要

国名:
ミャンマー
事業期間:
2017年2月21日~2018年2月20日
分野:
医療・保健
実施団体:

 マグウェ地域パウッ地区は東西南北にヨウ川が交差し、雨期の一時的な鉄砲水や氾濫の被害を受けて、もともとアクセスの悪い地域の交通が麻痺することも少なくない。そうした際には、基礎保健スタッフによる村への訪問や急患の迅速な病院搬送も一層困難になる。同郡保健局によると、主要疾病は多い順に赤痢、呼吸器系疾患、下痢、結核であり、基礎的な保健・衛生環境が整っていれば予防可能な感染症が目立つ。本事業は、住民が妊産褥婦と新生児のケアについて正しい知識と技術を身につけ、基礎保健スタッフとの信頼関係と連携を強化することを通じて、妊産褥婦と新生児のケアに関する住民の行動が変容し、出産が衛生的な環境で行われるようになることを目指す。

プロジェクトの進捗

事業の開始前

(写真2)調査の様子 妊産婦診断や出産時の介助など、の調査
(写真3)集計の様子 乳幼児やトイレ付住居などの情報を集計

事業の完了時

(写真4)小型ドップラー 胎児の検診に有効な小型ドップラー供与
(写真5)カードを持った笑顔の人々 カードゲームで3大栄養素などを学んだ
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