ODA(政府開発援助)

Improving Maternal and Child Health Project in Takeo Province (Year 3)
令和3年8月20日
(写真1)集合写真 タケオ州保険局にて事業終了報告

プロジェクトの概要

国名:
カンボジア王国
事業期間:
2019年3月1日~2020年2月29日
分野:
医療・保健
実施団体:

 カンボジアでは母子保健分野において都市部と農村部の格差が大きく、5歳未満児の死亡率が首都プノンペンで1,000人中23人であるのに対し、事業地のタケオ州では31人、乳児死亡率はプノンペンの1,000人中17人に対し28人となっているだけでなく、タケオ州の栄養不良率はカンボジア国内でも最も高い数値となっている。
 また、事業対象地には保健施設が26箇所存在するが、予算不足のため村々への巡回診療が十分に実施されていないだけでなく、保健医療活動に必須である安全な水へのアクセスが年間を通して確保できない施設も多く、さらに地域保健システムを機能させるために不可欠な保健センターと村落保健支援グループの連携が十分に行われていない状況である。
 右状況を受け、団体は平成28年度から3年間のN連事業としてタケオ州における母子の健康状態改善、妊産婦及び乳幼児死亡率の低下を目標とし事業を開始した。

プロジェクトの進捗

事業の開始前

(写真2)話を聞く人々 「BFCI」トレーニングの様子
(写真3)話を聞く人々 「C-IMCI」トレーニングの様子

事業の完了時(第3年次)

(写真4)建物の隣に設置された貯水タンク 保健センターに完成した貯水タンク
(写真5)設置されたトイレ 保健センターに完成したトイレ
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