ODA(政府開発援助)

Project for Improvement of Maternal and Child Healthcare in Mwapula Catchment, Chisamba District
令和7年4月30日
マザーシェルター内分娩室

プロジェクトの概要

国名:
ザンビア
事業期間:
2021年3月15日~2022年3月14日
分野:
医療・保健
実施団体:

 本事業は、母子保健水準の改善を目指すザンビアにおいて、村落部の妊産婦が適切な産前・産後健診を受け、医療施設で安心して安全に出産できるようになることを目指すものである。まず、出産間近の妊産婦が分娩を待つため宿泊するマザーシェルターをムワプラ・ヘルスポストの敷地内に建設する。さらにムワプラ・ヘルスポスト職員及びムワプラ地域のSMAG(Safe Motherhood Action Group、(注))によるマザーシェルターの適切な運用によりマザーシェルターの利用を促進し、医療施設での出産を増加させる。また、日本人専門家を交えたムワプラ地域のSMAGメンバー及びムワプラ・ヘルスポスト職員の周産期医療に関する知識・技能の強化及びSMAG活動の実施方法の改善を通じ、適切な母子保健サービスが妊産婦に届く環境を整える。このような取り組みにより、出産前後の妊産婦の安全及び健康に係るリスクの低減を目指す。
(注)SMAG:ザンビア政府指定の研修を修了した有資格の住民保健ボランティアで組織され、地域において妊産婦に対する啓発活動及び5歳未満児の身体測定などの母子保健サービスを提供するグループである。

プロジェクトの進捗

事業の開始前

建設地の基礎工事、掘削作業の様子
旧来的なトラウベ診療器具

事業の完了時(単年度)

マザーシェルター外観
エコー診断を行うヘルスポスト職員
ODA(政府開発援助)
ODAとは?
広報・イベント
国別・地域別の取組
SDGs・分野別の取組
ODAの政策を知りたい
ODA関連資料
皆様の御意見
国別約束情報(年度別交換公文(E/N)データ)へ戻る