ODA(政府開発援助)

Mkinga district water security project (Phase 2)
令和7年4月30日
養殖で収穫された魚

プロジェクトの概要

国名:
タンザニア
事業期間:
2021年3月21日~2022年3月20日
分野:
実施団体:

 タンザニア連合共和国タンガ州ムキンガ郡は、ダム及び給水システムの整備率は低く、年間を通して改善された水を利用できる世帯は20%である。
 同郡の農業・酪農への影響も大きく、生産できる農産物が限定的である。栄養のある食事をとることができる子どもの割合は低く、5歳未満児の低体重の割合は11%、消耗症の割合は20%を占めている。
 タンザニア政府はパイプまたは保護された水源へアクセスできる地方の人口の割合を2021年までに85%とすることを目指しており、本事業はこの方針も踏まえ、水へのアクセスと農生物の多様化を通じた栄養改善を目指した事業を行う。
 本事業では既存のダムを活用し、給水システムの建設や改修を通じて、より多くの住民に安全な水を届ける支援を行う。また、水管理委員会の能力強化を通じて施設の持続性を担保する。同時に、農家グループによる皿池を用いた魚養殖や園芸農業を支援し、水を通じて子どもの栄養改善を支援する。

プロジェクトの進捗

事業の開始前

事業地の村で飲まれている水
給水システムの水源となる政府のダム

事業の完了時(第2年次)

水管理委員会の能力強化研修
魚の養殖に関する研修
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