ODA(政府開発援助)

Improving health related facilities in Ntchisi District (Phase 3)
令和5年4月20日
(写真1)引き渡しの様子 記念プレートを設置、建物を引き渡した

プロジェクトの概要

国名:
マラウイ
事業期間:
2015年3月11日~2015年12月10日
分野:
医療・保健
実施団体:

 マラウイの保健分野における大きな課題は、妊産婦死亡率、乳幼児死亡率が高いことである。とりわけ妊産婦死亡率は510/100,000と、サブサハラ以南のアフリカでも高く、全世界の数値と比較しても最下位に位置する。妊産婦の死亡率が高いことは、乳幼児の死亡率も高める一因となっている。そのため、妊産婦死亡率を2015年までに155/100,000まで減少させることが、国家目標のひとつに設定されている。
 また、保健人材の不足等、保健システムそのものも非常に脆弱であり、こうした保健課題に十分対応できていない。
 以上の状況を踏まえて、本事業は、3年間で母子保健に関連する医療インフラの拡充と改善を目指し、産科関連設備の充実・改善及び基礎的な医療関連施設の改善を通じた医療サービスの向上を達成することを目指している。

プロジェクトの進捗

事業の開始前

(写真2)基礎工事の様子 カンゴロワ待機所の着工、基礎工事開始
(写真3)並べられたレンガ 砂とコンクリートで丈夫なレンガを制作

事業の完了時(第3年次)

(写真4)通路の様子 完成した待機所の通路風景
(写真5)屋根の上のソーラーパネル ソーラーパネル、産科棟にも電気を供給
ODA(政府開発援助)
ODAとは?
広報・イベント
国別・地域別の取組
SDGs・分野別の取組
ODAの政策を知りたい
ODA関連資料
皆様の御意見
国別約束情報(年度別交換公文(E/N)データ)へ戻る