ODA(政府開発援助)
ワン・ワールド・フェスティバル(大阪)
開催報告
2018年2月3日(土曜日),4日(日曜日),大阪市内の北区民センター等三会場にて「ワン・ワールド・フェスティバル」(主催:ワン・ワールド・フェスティバル実行委員会,協力:外務省)が開催されました。
25回目を迎えた今回のワン・ワールド・フェスティバルには,2日間で約25,000人にお越しいただき,大盛況のうちに終了することができました。本フェスティバルには,国際協力に関わる約100団体(NPO/NGO,教育機関,国際機関,政府機関,企業等)がブースを出展し,28のプログラムが実施されました。外務省は,写真展をはじめ,以下の出展・プログラムを行いました。
写真展


日時:2月3日(土曜日)・4日(日曜日)10時00分~17時00分
「Share your Piece わたしたちが伝えたい世界」
一般から広く募集した,日本の国際協力活動の現場や,開発途上国における日本人の国際協力活動の取り組み等をとらえた貴重な写真を紹介しました。多くの来場者の方が真剣に見入り,積極的な感想を寄せてくださいました。
「草の根・人間の安全保障無償資金協力30周年記念」
2018年が「草の根・人間の安全保障無償資金協力」実施30周年であることから,日本がこれまでに実施してきた「草の根無償」が現地の人々の暮らしをどのように変えてきたのか,プロジェクト実施のビフォー&アフターを写真で分かりやすく紹介する特別コーナーを設けました。写真に写る現地の人々の笑顔に吸い寄せられて,多くの方が,初めて知る「草の根無償」に興味を持ってくださいました。
「草の根無償」の展示例
エルサルバドル:2016年度「イサルコ市ロス・サペス地区初等学校整備計画」


写真展の様子
外務省ブース


日時:2月3日(土曜日)・4日(土曜日)10時00分~17時00分
外務省の職員から来場者の皆様に,外務省の国際協力における取り組み等をご紹介するとともに,SDGsに関するクイズを実施しました。「唯一の正しい正解」はないクイズとして一人ひとりの考えを自由に出し合ってもらい,生活の中の色々な場面において「自分なりのSDGs達成への貢献ができる」ということに,気付いていただくことができました。
NGO支援制度説明会


日時:2月3日(土曜日)16時00分~17時00分
外務省や政府機関,民間財団,企業によるNGO支援事業についての説明会を開催しました。外務省からは,民間援助連携室の担当者が出席し,外務省の国際協力NGO支援策について説明しました。また,外務省の委託を受けたNGO相談員による相談コーナーも設置し,NGO関係者やNGOに関心のある方々から,多くの相談が寄せられました。
「国際協力人材セミナーin大阪」


- タイトル:
- 「国際機関セッション」
- 日時:
- 2月4日(日曜日)13時00分~17時00分
ワンワールド・フェスティバルの2日目に,JICA主催で「国際協力人材セミナーin大阪」が開催されました。これは,国際協力分野での勤務に興味がある方を対象にJICA職員,青年海外協力隊経験者,開発コンサルタント関係者が説明を行うもので,そのプログラムの1つとして「国際機関セッション」がありました。外務省国際機関人事センター職員及び国連難民高等弁務官(UNHCR)駐日事務所職員により,国際機関で働くために必要な資格や経歴,応募方法などに加え,国際機関で求められる人材や能力に関して,具体例を交えて分かりやすく説明しました。会場からは,多くの質問が寄せられました。
また,外務省国際機関人事センターによる相談ブースも設置し,国際機関への就職に関心がある方への説明等を行いました。