ODA(政府開発援助)
ワン・ワールド・フェスティバル(大阪)
開催報告
2016年2月6日(土曜日),7日(日曜日),大阪市内の関テレ扇町スクエア,北区民センター及び扇町公園にて「ワン・ワールド・フェスティバル」(主催:ワン・ワールド・フェスティバル実行委員会,協力:外務省)が開催されました。
23回目を迎えた今回のワン・ワールド・フェスティバルには,2日間で約24,000人にお越しいただき,大盛況のうちに終了することができました。本フェスティバルでは,国際協力に関わる169の団体(NPO/NGO,教育機関,国際機関,政府機関,企業等)による63のプログラムが実施されました。外務省はトークセッションを始め,以下のプログラムを実施しました。
トークセッション

(写真提供:ワン・ワールド・フェスティバル実行委員会事務局)
- テーマ:
- 世界を変えた,10のお話
- 日時:
- 2月6日(土曜日)13:00~14:30
- パネリスト:
- 夏木マリ氏(One of Loveプロジェクト代表)
- 赤木 雄氏(関西ペイントヨーロッパ株式会社社長)
- 吉村美紀氏(国連WFP日本事務所民間連携推進マネージャー)
- 加藤遼也氏(セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン法人連携部)
- 宮下匡之氏(外務省国際協力局開発協力総括課長)
- モデレーター:
- 秦 辰也氏(近畿大学総合社会学部教授)
政府・民間企業・国際機関・NGO・市民社会を代表する5人のパネリストに,それぞれの取組について発表していただき,来場者の皆様に国際協力の意義や魅力を伝えました。
- 夏木マリ氏:品種改良から携わった「マリルージュ」という赤いバラと音楽を通じた支援活動について紹介。
- 赤木 雄氏:関西ペイントの「Anti-Mosquito Paint」等を通じた支援活動について紹介。
- 吉村美紀氏:マスターカードなどの民間の技術を使用して実施されているシリア難民への食糧支援について紹介。
- 加藤遼也氏:民間企業(グローバルパートナー)との連携による途上国支援について紹介。
- 宮下匡之氏:多様なパートナーとの連携や外務省による国際協力の取組について紹介。
ワークショップ

(写真提供:ワン・ワールド・フェスティバル実行委員会事務局)
- タイトル:
- 持続可能な開発目標(SDGs)ってなあに? みんなで取り組む世界共通目標
- 日時:
- 2月7日(日曜日)14:00~15:00
- 出演者:
- 佐藤友紀氏(特定非営利活動法人開発教育協会理事)
- 岡島克樹氏(大阪大谷大学准教授)
- 山口 忍氏(外務省国際協力局地球規模課題総括課課長補佐)
“誰一人取り残さない”を掲げて2015年9月に国連で採択された持続可能な開発のための2030アジェンダの中核となる「持続可能な開発目標(SDGs)」についてワークショップを実施しました。SDGsの目標や私たちとの関わりについて,会場が一体となり考えることができた1時間となりました。
写真展

(写真提供:ワン・ワールド・フェスティバル実行委員会事務局)
- タイトル:
- みんなで世界をHAPPYに! しあわせづくりの現場から
- 日時:
- 2月6日(土曜日)・7日(日曜日)10:00~17:00
展示写真の中から答えを探すクイズラリーを実施し,多くの方々にご参加頂きました。なお,クイズラリーの全問正解者には,外務省職員から寄付があった世界各国の民芸品等をプレゼントしました。

クイズの内容

キャリアガイダンス

- タイトル:
- 国際機関で働くには
- 日時:
- 2月6日(土曜日)・7日(日曜日)15:00~16:00
外務省国際機関人事センターの担当者が,国際機関で働くために必要な資格や経歴に加え,応募方法などについてわかりやすく解説しました。イベント会場1階には皆様の相談を直接伺えるよう,相談コーナーも設置いたしました。
NGO/NPO支援制度説明会

- 日時:
- 2月6日(土曜日)16:00~17:00
外務省や政府機関,民間財団,企業によるNGO支援事業について説明会を開催しました。当省からは民間援助連携室の関室長が出席し,来場者の皆様に外務省のNGOへの活動支援内容等を説明しました。
外務省ブース

- 日時:
- 2月6日(土曜日)・7日(日曜日)10:00~17:00
当省の若手職員から来場者の皆様に,外務省への入省方法や外務省の取り組み等,幅広い分野の情報を発信しました。