ODA(政府開発援助)

ODA評価の概要

平成30年11月13日

ODA評価とは

 ODA評価とは,ODAの実施状況とその効果を確認・評価する作業であり,評価により得られる教訓は,将来実施されるODAの質の向上に役立てられています。ODA評価の目的は2つあります。実施状況やその効果を検証し,ODAを効果的かつ効率的なものへ改善すること。そして,評価結果を公表することで,国民への説明責任を果たすとともにODAの透明性を高め,国民の理解を促進し,その支持を高めることです。

フィードバック機能〔PDCAサイクル〕における評価の位置づけ

  • (画像1)フィードバック機能〔PDCAサイクル〕における評価の位置づけ

 外務省のODA評価は,ODAの管理改善及び国民への説明責任の2つの目的を果たすため,ODAのPDCAサイクルの中で行われています。

 外務省は,今後とも迅速に,国民の皆様に分かりやすい形でODAの評価結果をホームページ上に公表していきます。また,引き続きODA評価の改善に向けて努力していきますので,御意見等のある方は「ODA相談窓口」までお寄せください。

評価の種類と実施体制

 日本のODA評価は,主に外務省と国際協力機構(JICA)が実施しています。ODAに関する外務省の評価には,外務省組織令等に基づいて実施する「ODA評価」と「行政機関が行う政策の評価に関する法律(「政策評価法」)」に基づき実施する「政策評価」があります。外務省ODA評価のほとんどは第三者評価(外部の独立した第三者による評価)の形態を取っています。

ODA評価の実施体制

  • (画像2)ODA評価の実施体制
  • 政策評価法に基づく政策評価(事前・事後評価)はこちらをご覧ください。

ODA評価における外務省とJICAの役割

 外務省は,ODA政策の企画・立案を行う役割を有していることから,国別評価,課題別評価など政策・プログラムレベルの評価を実施してきています。また,平成29年度からは外務省が直接実施する無償資金協力についても,個別案件(プロジェクト)について第三者評価を実施しています。
 JICAは,技術協力,有償資金協力,無償資金協力のそれぞれのプロジェクトの事業評価や,複数のプロジェクトを取り上げて総合的かつ横断的に評価分析を行うテーマ別評価を実施しています。

  • (画像3)ODA評価の実施主体と評価対象
  • JICAの事業評価はこちら別ウィンドウで開くをご覧ください。

外務省が実施するODA評価実施の流れ

  • 評価チームは,評価主任(開発援助に関する評価を専門とする有識者),アドバイザー(評価対象国・分野を専門とする有識者)及び委嘱コンサルタントによって構成。
  • 評価作業開始から終了まで8か月~10か月
  • (画像4)外務省が実施するODA評価実施の流れ

評価結果の活用

 評価結果及び提言は政策策定者や案件実施者にフィードバックされ,将来の政策策定や実施に活用されることが重要です。このため,外務省では,省内関係部局やJICA,在外公館に評価結果のフィードバックを行うとともに,評価結果から導き出された提言に対し,その具体性,実現可能性等も踏まえつつ対応策を策定しています。
 さらに,提言がその後の政策策定などの確実に反映されるよう,対応策策定の後の対応状況を確認(フォローアップ)しています。そして,これらの対応策及びそのフォローアップ状況をODA評価年次報告書の中で公表しています。

  • (画像5)ODA評価の結果のフォローアップの流れ