ODA(政府開発援助)
日本のODAプロジェクト
ウガンダ
有償資金協力 案件概要
平成30年5月10日
カンパラ首都圏送変電網整備計画 | ||
---|---|---|
E/N署名 | 平成30年度 | |
供与限度額(億円) | 136.59 | |
供与条件 | 金利(%) | 0.01 |
償還期間(年)/ うち据置期間(年) |
40/10 | |
調達条件 | 一般アンタイド | |
事業概要 | この計画は,カンパラ首都圏において,変電所の新設及び増設,送電線の増設及び張替並びに移動変電所の導入を通じて,送変電システムを再構築するための資金を融資するものです。 | |
裨益効果 | ウガンダでは,近年の経済成長を背景に,特に首都圏において電力需要の増加が続いており,送変電設備の増強が喫緊の課題となっています。この協力により,2030年までに送電時のロスは2016年の17%から11%に改善され,人口約350万人を抱える首都カンパラの電力供給の安定化が図られ,ウガンダの経済成長の達成に寄与することが期待されます。 |
ナイル架橋建設計画に係る追加円借款 | ||
---|---|---|
E/N署名 | 平成30年度 | |
供与限度額(億円) | 49.18 | |
供与条件 | 金利(%) | 0.01 |
償還期間(年)/ うち据置期間(年) |
40/10 | |
調達条件 | 一般アンタイド | |
事業概要 | この計画は,ウガンダからケニア・モンバサ港までつながる国際回廊(東アフリカ北部回廊)上の,ナイル架橋の架け替え及びアクセス道路等の建設ための資金を追加的に融資するものです。 | |
裨益効果 | この協力により,本件事業完成2年後の2020年には,2008年と比較して1日あたりの旅客数が約4.1万人から約7.4万人に増え,1日あたりの貨物量が約4万トンから約9万トンになるなど,輸送能力の改善に大きく貢献することが期待されます。 |
カンパラ立体交差建設・道路改良計画 | ||
---|---|---|
E/N署名 | 平成27年度 | |
供与限度額(億円) | 199.89 | |
供与条件 | 金利(%) | 0.01 |
償還期間(年)/ うち据置期間(年) |
40/10 | |
調達条件 | 一般アンタイド | |
事業概要 | この協力は,カンパラ市の道路網において特に混雑の激しい主要交差点改良(立体交差建設を含む。)及び既存道路拡幅を実施するものです。 | |
裨益効果 | この協力により,カンパラ市内の交通渋滞の緩和を図り,もって同国及び北部回廊に隣接する近隣諸国(ケニアのモンバサ港から続く南スーダン及びルワンダ)の貿易促進及び経済社会発展に寄与することが期待されます。 |
ナイル架橋建設計画 | ||
---|---|---|
E/N署名 | 平成22年度 | |
金額(億円) | 91.98 | |
供与条件 | 金利(%) | 0.01(無利子近似条件) |
償還期間(年)/ うち据置期間(年) |
40/10 | |
調達条件 | 一般アンタイド | |
案件概要 | ナイル架橋はケニアのモンバサ港及び首都ナイロビとウガンダの首都カンパラをつなぐ国際回廊上に位置しており,経済的に極めて重要な意味を有しています。このナイル橋梁を整備することにより,ウガンダの経済社会インフラの整備を促進するのみならず,東アフリカ地域の経済成長及び産業多角化を促進し,同地域の農業・産業振興や貿易・投資の拡大を促すものです。 なお,本案件は2004年3月にウガンダ共和国に対し包括的な債務救済を行った後,我が国単独で供与する円借款としては初めての案件となります。 また,我が国は,2008年5月に開催された第四回アフリカ開発会議(TICAD IV)において,広域インフラの整備における取組への協力を表明しており,本件協力は,これを具体化するものです。 |
アティアク-ニムレ間道路改修計画 | ||
---|---|---|
E/N署名 | 平成21年度 | |
金額(億円) | 33.95 | |
供与条件 | 金利(%) | 0.01 |
償還期間(年)/ うち据置期間(年) |
40/10 | |
調達条件 | 一般アンタイド | |
案件概要 | ウガンダ政府は,国家計画である「第3次貧困撲滅行動計画(Poverty Eradication Action Plan: PEAP)」において,「経済成長」,「生産・競争力・所得向上」には経済社会インフラの整備が不可欠として,運輸交通及び電力セクター開発に取り組んでいます。 本計画は,北部都市アティアク-ニムレ間約36キロメートルの既存道路の改修を行うもので,世界銀行との協調融資を通じて実施します。 また,我が国は,2008年5月に開催された第4回アフリカ開発会議(TICAD IV)において,広域インフラの整備における取組への協力を表明しており,本件協力は,これを具体化するものです。 |
|
裨益効果 | 本計画の実施により,対象地域の輸送能力の増強を図ることで,隣国との経済統合推進と経済活性化,沿線地域住民の生計向上及び貧困削減に寄与することが期待されます。 |
ナイル赤道直下湖周辺国送電線連結計画 | ||
---|---|---|
E/N署名 | 平成21年度 | |
金額(億円) | 54.06 | |
供与条件 | 金利(%) | 0.01 |
償還期間(年)/ うち据置期間(年) |
40/10 | |
調達条件 | 一般アンタイド | |
案件概要 | ウガンダ政府は,国家計画である「第3次貧困撲滅行動計画(Poverty Eradication Action Plan: PEAP)」において,「経済成長」,「生産・競争力・所得向上」には経済社会インフラの整備が不可欠として,運輸交通及び電力セクター開発に取り組んでいます。 本計画は,ナイル流域5カ国(ウガンダ共和国,ケニア共和国,ルワンダ共和国,ブルンジ共和国,コンゴ民主共和国)を連系する送電線網のうち,ウガンダ部分の整備の支援を行うもので,アフリカ開発銀行(AfDB)との協調融資スキーム(ACFA)により実施します。 また,我が国は,2008年5月に開催された第4回アフリカ開発会議(TICAD IV)において,広域インフラの整備における取組への協力を表明しており,本件協力は,これを具体化するものです。 |
|
裨益効果 | 本計画の実施により,効率的かつ安定的な電力供給に貢献することが期待されます。 |
ブジャガリ送電網整備計画 | ||
---|---|---|
E/N署名 | 平成19年度 | |
金額(億円) | 34.84 | |
供与条件 | 金利(%) | 0.01 |
償還期間(年)/ うち据置期間(年) |
40/10 | |
調達条件 | 一般アンタイド | |
概要 | ウガンダ南東部にあるブジャガリ,カワンダ,ナルバレ,トロロ,ムトゥンデにおいて,ブジャガリ水力発電所(2010年完成予定)を同国の電力系統に接続するための送電網の整備を行うものである。 |
債務救済措置(債務免除方式) | |
---|---|
E/N署名 | 平成15年度 |
金額(億円) | 約62.47 |
概要 | 本件債務救済措置(債務免除方式)は,拡大HIPCイニシアティブ(注)の枠組みにおいて包括的な債務救済を受けるために必要な条件を満たした国に対し,主要債権国会合(パリクラブ会合)における合意に基づいて,JBICが保有する円借款債権を放棄するとの我が国政府の方針に従って行われるものである。 (注)拡大HIPCイニシアティブとは,重債務貧困国(HIPC)の債務を持続可能な水準まで引き下げることを目的とした,国際的な債務救済措置イニシアティブである。1999年のケルン・サミットで合意された。(1996年のリヨン・サミットの合意(HIPCイニシアティブ)を更に拡大した形で,より手厚い債務救済の実施につき定めたもの。) |