ODA(政府開発援助)
日本のODAプロジェクト
中国
対中ODA概要
令和4年7月6日
1 対中ODAの経緯と終了
1979年以降、日本は、長年にわたり、中国沿海部のインフラのボトルネック解消、環境対策、保健・医療などの基礎生活分野の改善、人材育成等の分野でODAを実施してきました。こうした支援は、日本企業の中国における投資環境の改善や日中の民間経済関係の進展にも大きく寄与しました。中国側も様々な機会に日本の対中国ODAに対して評価と感謝の意を表明してきています。
対中ODAは既に一定の役割を果たしたため、2018年度をもって新規採択を終了し、2021年度末をもって継続案件を含めた全ての事業が終了しました。
2 対中ODA実績概要
対中ODAの累積支援額は、有償資金協力(円借款)が約3兆3,165億円、無償資金協力が約1,576億円、技術協力が約1,858億円となっています。((注)金額は2020年度時点のもの。)
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返済義務を課さないで資金を供与する援助。 当該ホームページにて掲載されているものは、一般無償資金協力に該当するもの。 |
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緩やかな条件(低金利、長期返済期間)による資金貸与。(基本的にアンタイド) 当該ホームページにて掲載されているものは、債務繰り延べ、留学生支援等を除いたもの。円借款とも呼ばれている。 |
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途上国の人々に対する技術の普及あるいはその水準の向上を目的として技術の提供を行うもの。当該ホームページにて掲載されているものは技術協力プロジェクト(注)に該当するもの。 (注)研修員の受け入れ、専門家の派遣、機材の供与を有機的に組み合わせつつ、効果的な技術移転を実施するもの。 |