ODA(政府開発援助)
持続可能な開発目標(SDGs)達成に向けた人間の安全保障のビジネス・パートナーシップ枠組みの開発及び推進
平成29年11月15日
- 2017年10月19日,人間の安全保障基金により,「持続可能な開発目標(SDGs)達成に向けた人間の安全保障のビジネス・パートナーシップ枠組みの開発及び推進」プロジェクトに対して約32万米ドルの支援を行うことが決定されました。本基金は,人間の安全保障の推進を目的として,1999年に我が国の主導により国連に設置されたものです。
- このプロジェクトは,国連工業開発機関(UNIDO)との協力により,ロンドン・スクール・オブ・エコノミクスが実施するものです。
- 本件プロジェクトは,国際的な企業が持続可能な開発,安全及び公平性の分野において特に地方レベルでより効果的に関与できるようにするための枠組みを,人間の安全保障を適用した形で開発し,啓発向上を行っていくことを目的としています。
- 2年半の期間において,同枠組みの開発,同枠組みの地方への適用,ビジネス・政策決定者・市民社会間の対話等が予定されており,専門家の作業グループやビジネスリーダーによる国際的なアドバイザリー委員会の設置,ビジネスと人間の安全保障に関する情報交換ハブの設置,ビジネスリーダーや政策決定者向けの勧告報告書の作成等が行われます。
- この事業への支援が実施されることにより,強靱な社会の構築及びSDGsへの貢献に向けた人間の安全保障が推進されることが期待されます。