ODA(政府開発援助)

(恒久的解決に向けた人間の安全保障アプローチ)
平成29年8月29日
  1. 2017年7月28日,人間の安全保障基金により,「ソマリアにおける国内避難民・帰還民の危機に対する地域的解決の実現(恒久的解決に向けた人間の安全保障アプローチ)」プロジェクトに対して約205万米ドルの支援を行うことが決定されました。本基金は,人間の安全保障の推進を目的として,1999年に我が国の主導により国連に設置されたものです。
  2. このプロジェクトは,国際移住機関(IOM),国連人間居住計画(UN-HABITAT),国連プロジェクトサービス機関(UNOPS)及び国連開発計画(UNDP)により共同で実施されます。
  3. ソマリアでは,従来からの国内避難民及び帰還民に加え,紛争や干ばつにより新たな国内避難民が発生しており,特に国内避難民の発生と帰還民の流入により重大な影響を受けている地域において,問題の恒久的解決をはかることが重要な課題となっています。本事業では,人間に焦点を当て,包括的,文脈に合った,そして予防的といった人間の安全保障アプローチに基づき,コミュニティ及び地域の指導者のエンパワーメントを行う予定であり,特に,ケニア国境のジュバランド地域においてパイロット・プロジェクトを行うことになっています。
  4. 2か年の事業により,コミュニティの優先順位に従ったアクションプラン策定に向けた協議,基本的サービスへのアクセスの改善,コミュニティ参加型の都市計画整備等が行われ,国内避難民,帰還民,地域住民及び地元当局がプロジェクトの裨益を受けます。
  5. この事業への支援が実施されることにより,ソマリアの脆弱な人々に対する人間の安全保障が推進されることが期待されます。
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