ODA(政府開発援助)

日本の取組
令和3年8月25日

概況

 日本は、インド太平洋地域をはじめ、世界の膨大なインフラ需要に対応するべく、質と量の両方を兼ね備えた、質の高いインフラ投資を行っています。
 質の高いインフラの概要については、以下のリンクよりご確認ください。

日本政府のイニシアティブ

2015年 「質の高いインフラパートナーシップ」のフォローアップ策の公表

質の高いインフラパートナーシップ
機能を強化したアジア開発銀行(ADB)と連携し、今後5年間で総額約1,100億ドル(13兆円規模)の「質の高いインフラ投資」をアジア地域に提供します。
2016年 質の高いインフラ輸出拡大イニシアティブ(PDF)別ウィンドウで開く
G7伊勢志摩原則に沿ったインフラ投資に関する日本独自の貢献策として、5年間で総額2,000億ドル規模の「質の高いインフラ投資」を世界全体に対して実施していきます。

日本が行っている質の高いインフラ投資の例

カンボジア・ネアックルン橋梁建設計画

 2015年にメコン川に完成したネアックルン橋は、交通量を倍増させ所要時間を大幅に短縮することで、カンボジアだけでなく近隣諸国も含めた地域の成長のボトルネックを解消しました。
 施工技術の選択の際には高品質を確保しつつ、施工の省力化や維持管理の際の経済性にも注意が払われました。また、住民移転の必要を最低限にするルートが選択され、地域住民の生活に配慮。橋の完成後は職や医療サービスへのアクセス向上が近隣住民の生活の質向上につながっています。

インド・デリー高速輸送システム建設計画

デリーにおける高速輸送システムの建設及び車両調達にあたって、本邦企業技術「電力回生ブレーキ」を使用することで、2,200万トンのCO2削減に貢献しました。また、安全性・強靱性の向上に配慮して工事を行うべく、安全帽や安全靴の着用の徹底など、日本の工事現場の安全基準を導入しました。

ベトナム・ニャッタン橋建設計画

ハノイ市を横断する紅河に架かる橋梁の建設によって、空港からハノイ市内への所要時間が短縮され、物流の効率化、交通渋滞の緩和を達成しました。また、本邦企業の軟弱地盤等への施工技術「鋼管矢板井筒基礎工法」により経済性向上に貢献しています。この工法はベトナムの多くの橋梁設計基準として採用され、安全な橋梁建設の一助となっています。

フィリピン・新ボホール空港建設及び持続可能型環境保全事業

観光地として増大する航空需要を抱えるボホール州に新空港を建設するにあたって、「エコ・エアポート」のコンセプトの下、太陽光発電システムの整備、省エネ技術を活用した空調システム、LEDを使用した省エネルギー照明の導入など、日本の優れた技術を活用して環境に配慮した空港を整備しました。

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