ODA(政府開発援助)
重要政策
質の高いインフラ
令和3年3月22日
重要政策(質の高いインフラ)の資料はこちら(PDF)をご参照ください。
質の高いインフラ投資に関するG20原則(概要)
- 世界経済の発展に際し、インフラ投資に対する膨大な需要が見込まれる中で、「質の高い成長」を実現するためには、「量」だけではなく「質」の伴ったインフラ投資が世界及び日本の経済成長に不可欠。
- 2019年6月8、9日のG20財務大臣・中央銀行総裁会議において、「質の高いインフラ投資に関するG20原則」が承認され、6月28、29日のG20大阪サミットにおいて、首脳レベルでも同原則が承認された。
- 同原則の中で、とりわけ、(1)インフラの開放性、(2)透明性、(3)ライフサイクルコストから見た経済性、(4)債務持続可能性などが重視されている。
質の高いインフラ投資を推進する日本の取組
日本の質の高いインフラ投資(参考例)

- (1)インドにおけるデリー高速輸送システム建設計画
- (2)ベトナムにおけるニャッタン橋建設計画
- (3)フィリピンにおける新ボホール空港建設及び持続可能型環境保全事業
G20原則の国際スタンダード化を推進
バイ・マルチ会合にて質の高いインフラ投資の重要性を発信
- マルチでは下記会合等にて積極的な発信を実施
2016年 5月 G7伊勢志摩サミット
(質の高いインフラ投資の推進のためのG7伊勢志摩原則)
(質の高いインフラ輸出拡大イニシアティブ)2019年 6月 G20大阪サミット
(質の高いインフラ投資に関するG20原則)
2019年 8月 アフリカ開発協議(TICAD VII) 2019年12月 第14回ASEM外相会合 2020年10月 OECD閣僚理事会 2020年11月 質の高いインフラ投資に関するシンポジウム 2020年11月 ASEAN関連首脳会談 2020年11月 G20リヤドサミット - 上記に加え、二国間での働きかけを通じて質の高いインフラ投資が国際スタンダードとして定着・普及することを促進