ODA(政府開発援助)
小田原外務大臣政務官の「第5回アジア・スマートシティ会議」出席
平成28年11月21日


平成28年11月18日(金曜日),小田原外務大臣政務官は横浜市で開催された「第5回アジア・スマートシティ会議」に出席し,基調講演を行いました。
- 小田原政務官からは,アジアの新興国において都市問題に対応するニーズが急増する中,日本の地方自治体が蓄積した知見やノウハウ,日本企業が有する高い技術力を共有し,アジアにおいて,環境に優しく,便利で効率のよいスマートな街づくりを進めていきたいと述べました。
- また,小田原政務官は,外務省として,ODAを活用して地方自治体や民間企業との連携強化を進めており,具体例として,横浜市がフィリピンのメトロセブにおいて実施している上水供給の改善事業,北九州市が地元の関連企業と進めているゴミの減量化事業,さらに,中小企業の海外展開支援を通じて日本企業の技術がジャカルタの下水管施設工事に採用された事例などを紹介し,今後とも,アジアのスマートシティ開発に資する地方自治体や民間企業の主体的な取り組みを支援していきたいと述べました。
- (参考)アジア・スマートシティ会議
- アジア新興国諸都市の首長を招聘し,持続可能な都市開発,スマートシティの実現に向けた知見を共有し,世界に向けて発信することを目的として,横浜市が主催して2012年から毎年開催されている国際会議。