ODA(政府開発援助)
日本の支援でタンザニア初の立体交差点が開通! タンザニア経済に大きく貢献
(デイリー・ニュース紙 2018年9月27日付)
平成30年12月21日
タンザニアのメディアが,タンザニア初の立体交差点の完成について報じました。
タンザニアの商業都市ダルエスサラームで,タンザニア初となる立体交差点が完成し,マグフリ大統領と日本大使をはじめとする多くの関係者が出席して式典が行われました。
この立体交差点は日本の無償資金協力プロジェクト「タザラ交差点改善計画」によって建設されたもの。タザラ交差点は空港や内陸国を結ぶ幹線道路が交わるため,毎日7万台を超える車両が流入し,渋滞が慢性化していました。この立体交差点の完成によって,交通渋滞は大幅に緩和され,物流の発展に寄与し,ダルエスサラームの商業都市としての価値が高まるものとして,期待が高まっています。大統領は本式典において,この成果に引き続き,さらなる立体交差点の建設を検討したいと述べました。
この立体交差点は,完成までに3年弱の年月と約4800万ドルが費やされましたが,その建設過程では一度も事故が発生しませんでした。タンザニア経済に大きく貢献し,タンザニアと日本の長年の友好関係を象徴するものとして,現地で高く評価されています。
